ここから本文です

迷走バレンシアを救ったPKセーブ率48.6%の“神GK” リーガ新記録17本目を止めて2連勝に導く

Football ZONE web 9/26(月) 11:11配信

開幕4連敗を喫し2シーズンで3度目の監督交代… 混乱するチームをGKアウベスが救う

 PKストップの名手として知られるバレンシアの元ブラジル代表GKジエゴ・アウベスが、25日のリーガ・エスパニョーラ第6節の敵地レガネス戦の後半17分にFWアレクサンデル・シュマノフスキのPKをセーブ。通算17本目となり、リーグ新記録を樹立した。崖っぷちに追い込まれているチームで守護神が貫禄を見せた。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

最新推定市場価格2016 「世界で最も価値のあるプレーヤー100人」

 今季は開幕4連敗を喫し、パコ・アジェスタラン前監督が早々に解任されるなど悪夢のようなシーズン序盤を送っているバレンシア。この日も昇格組レガネス相手に前半21分で失点を喫する苦しい展開となった。同34分にポルトガル代表FWナニのゴールで追いつき、後半7分にスペイン代表MFマリオ・スアレスが決めて逆転した後の同17分にPKを献上。同点のピンチを迎えた。

 しかし、ここで立ちはだかったのはアウベスだった。先制点を挙げていたシュマノフスキのキックを、ゴール右への横っ飛びで完璧に防いだ。これがリーガ通算17本目のPKストップを達成。バルセロナなどで活躍したGKアンドニ・スビサレッタ氏の16本を上回り、新記録を樹立した。チームも2-1と勝利し、前節アラベス戦(2-1)から2連勝を飾った。

スビサレッタ氏でさえ102本で16本のセーブ

 またデータ会社「オプタ」によれば、アウベスは過去に35本のPKで17本のセーブを記録。セーブ率は脅威の48.6%と、およそ2本に1本をセーブしているという。名手スビサレッタ氏でさえ102本で16本のPKストップ、セーブ率は15.7%だったことからも、アウベスの記録がいかに傑出しているかが分かるはずだ。

 ここ数年、バレンシアは毎年のように主力選手を引き抜かれ、チーム力は低下の一途を辿っている。今季もポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスとスペイン代表FWパコ・アルカセルがバルセロナへ、ドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィがアーセナルへ引き抜かれた。

 守護神アウベスの活躍は“ボロ”ことサルバドール・ゴンザレス暫定監督の下で立て直しを図るバレンシアの、光明となるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/26(月) 11:11

Football ZONE web