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500日以上敵地で未勝利が続く“内弁慶”のセビージャ 活躍次第で清武が一気に定位置確保も

Football ZONE web 9/26(月) 17:33配信

直近のアウェー戦勝利は一昨季の2015年5月23日に行われたマラガ戦

 日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャは、開幕6試合を終えて3勝2分1敗の6位とまずまずのスタートを切っているが、昨季からの課題である“内弁慶”が改善されていないようだ。リーガでのアウェー戦未勝利記録が長く続いており、直近の敵地戦勝利から約500日も経っているとスペイン紙「AS」が伝えている。

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 リーガ第5節終了時点で勝ち点11を積み上げて上位をキープしていたセビージャだが、現地時間24日に行われたアスレティック・ビルバオ戦では敵地サン・マメスで劣勢に回る。先制点を奪われて1点ビハインドで迎えた後半10分に元フランス代表MFサミル・ナスリの移籍後初ゴールで一度は追いついたものの、再び突き放されて1-3で敗戦。清武はベンチ入りしたが、最後まで出番は回ってこなかった。

 上位を窺う直接のライバルに敗れた痛手と同時に、昨季から変わっていないのはアウェーでのひ弱さだ。今季リーグ戦6試合のうち、アウェーでの戦績は2分1敗。同17日に行われた第4節エイバル戦では、清武が前半27分に先制アシストをマークしたが追いつかれ、最終的には9人となった相手から勝ち越し点を奪えず1-1のドローと拙い試合運びを露呈した。

 アウェー戦に滅法弱いセビージャの傾向は、実は昨季から続いているものだ。昨季は現在パリ・サンジェルマンを率いるウナイ・エメリ監督の下でUEFAヨーロッパリーグ3連覇を成し遂げた一方、リーガでは1試合も敵地で勝利を挙げることができなかった。同紙の調べによると、直近のアウェー戦勝利は一昨季の2015年5月23日に行われたマラガ戦で、3-2の打ち合いを制したものだった。それ以来、アウェー戦では一度も白星がない。

アウェー戦で清武が活躍すれば定位置確保も

 ホルヘ・サンパオリ監督の標榜するサッカーは、攻撃に多くの人数をかける魅力的なスタイルだ。しかしバルセロナ、レアル・マドリード、アトレチコ・マドリードの3強の牙城を脅かすためには、アウェーでも勝ち切るしたたかさを身につける必要がある。

 裏を返すと、清武がアウェー戦で勝利に導く活躍を見せられれば、一気に指揮官やファンからの信任を得られるとも言える。背番号14の日本人アタッカーは相手サポーターを黙らせる働きで、レギュラーの座を確保できるか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/26(月) 17:33

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