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「小池百合子」金銭スキャンダル(3) 「なぜクレバーな小池さんが…」“親戚”を吹聴する金庫番

デイリー新潮 9/26(月) 16:02配信

 東京都の小池百合子知事(64)の金庫番、水田昌宏氏が経営する高崎のマンションには、不可解な点が多々あった。一般人では手を出せない不動産取引でこの土地を入手した水田氏とは、どのような人物なのか。

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 では、水田氏はどういう生い立ちを経て今の立場を得るに至ったのか。本人は、自分は小池氏の親族だと吹聴しているが、それは果たして事実なのか。

 すでに触れた通り、水田氏の実家は加古川市の呉服店(※(1)参照)。しかも300年以上も続く老舗であった。

「(水田)昌宏くんの実父は語学が得意な元商社マン。しかし、彼がまだ小さい時に亡くなってしまい、彼は実母の姉夫婦の養子になりました。それが水田呉服店です。お店は確か2階建てで、2階は着物の展示場になっていました。お店の裏には蔵もあったと思います」(近所の古老)

 店を切り盛りしていたのは主に水田氏の養母。養父は地元商工会の副会頭も務めていたというが、

「昌宏くんの養父も婿養子という形で水田家に入っている。この養父が小池百合子さんの親戚だと聞いています。そうだとすると昌宏くんと小池さんには血の繋がりはない、ということになりますが、養父の旧姓は分からないので、正確な関係は不明です」(同)

■「なぜクレバーな小池さんが」

 水田氏は地元の小、中学校、加古川東高校を経て早稲田大学商学部に進学した。

「大学を卒業してしばらくした頃、着物姿の昌宏くんが養母と一緒に“戻ってきました”と挨拶しに来たことがありましたね。でもその頃にはすでに水田呉服店は苦境に立たされており、昌宏くんがお店に入って数年で廃業となってしまった」(近所の商店主)

 それからほどなくして水田氏がロシアに留学する際、小池事務所の世話になったことにはすでに触れた(※(1)参照)。その後、正式に秘書となり、金庫番としての地位を確立し、ついには小池氏と同居するに至るわけである。

「なぜクレバーな小池さんが水田さんのようなインチキな人間を信用しているのか、本当に不可解。独身で子どももいないという寂しさに付け込まれたとしか思えない」(小池氏の知人)

 高崎でマンション経営をやりたい──。06年から09年頃、水田氏がそう口にするのを複数の関係者が聞いていることは前述したが(※(1)参照)、

「そういえば、水田さんがそう口にするようになったのは、高崎出身の外資系保険会社外交員が小池の事務所に出入りするようになってからだった。となると、穴吹興産の話を水田さんに斡旋したのもその外交員だったのかもしれない」(同)

 そこでその外資系保険会社外交員に聞くと、

「私からは何も申し上げられません」

 とした上で、代理人の弁護士を通じて取材に対する抗議の意思を示す通知書を送りつけてきた。ちなみに水田氏の代理人を務める弁護士からも、取材の過程で訴訟をほのめかす計4通の「警告書」などが届いた。

 ***

(4)へつづく

特集「改革の旗手に『政治とカネ』! 記事化前から訴訟を匂わす警告書5通! 都知事『小池百合子』金庫番が手を染めた特権的錬金術」より

「週刊新潮」2016年9月22日菊咲月増大号 掲載

新潮社

最終更新:9/26(月) 16:02

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