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「小池百合子」金銭スキャンダル(4) 2000万円の物件に3億円の根抵当…知事は“水田氏の私事”と回答

デイリー新潮 9/26(月) 16:03配信

(2)で触れたとおり、小池百合子東京都知事(64)の金庫番である水田昌宏氏が経営する高崎のマンションは、その特権的な立場があるからこそ入手可能な、不可解な点が多々あるものだった。本件を取材する週刊新潮編集部には、記事化前より、水田氏の代理人より訴訟をほのめかす「警告書」が計4通届いている。

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 この過剰とも思える反応こそが案件の重大性、アンタッチャブルさを示しているような気がしてならないが、次に、高崎のマンション、小池氏の練馬の自宅、そして水田氏が所有する外神田のビルの1室を共同担保として、都知事選の翌日にみずほ銀行が3億3000万円の根抵当権を設定したことについて詳述する(図参照)。ちなみにみずほは東京都の指定金融機関である。

 まず気に留めておかなくてはならないのが、高崎のマンションには元々、群馬銀行が4億1500万円の抵当権を設定していたことだ。そこへさらにみずほが3億3000万円の根抵当権を設定したことで、一瞬、7億5000万円近い抵当枠になっているのである。また、群馬銀行の時には「抵当権」だったのが、みずほの時には「根抵当権」に変わっている。

「借金が返せなくなった時に、貸主がその資産を保全する権利が抵当権。複数の債権を継続的、断続的に担保するよう設定されるのが、根抵当権です。根抵当権は、事業主のように、何度も借入する必要が出そうなケースではよく使われます」(司法書士)

 みずほがつけたこの根抵当権を巡っては、設定後、実に慌ただしい動きがあったことが登記簿を見ると分かる。まず、8月18日の受付で練馬の自宅に設定されていた根抵当権が解除されるのだが、その日付が設定日と同日、8月1日となっているのだ。また、9月1日の受付で高崎のマンションに設定されていた根抵当権も解除され(これも8月1日付)、現在、担保として残っているのは外神田のビルの1室のみ。たった2000万円ほどの資産価値しかないビルの1室を担保として、3億3000万円もの根抵当権が設定されているという状況になっているのである。

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最終更新:9/26(月) 16:03

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