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式年造替にあわせ、春日大社国宝殿が開館

Wedge 9/27(火) 11:10配信

 20年に1度の式年造替(ぞうたい)が斎行され、今年11月に本殿の正遷宮を控える春日大社。改修のため休館していた宝物殿が「春日大社国宝殿」として、10月1日にリニューアルオープンする。

 今回の式年造替が60回目となるのを記念した事業の一つで、既存の宝物殿の内外装を一新。延床面積を、1080から1833・7平方メートルへと大幅に拡張し、4つの展示室とカフェに再構成された。

 展示室の導入部として春日大社の聖域を光と水で表現した空間「神垣(かみがき)」を設け、春日若宮おん祭で使用される、高さ6・5メートルのトゥオ太鼓(だだいこ)1対2基を展示した「トゥオ太鼓ホール」を設置。カフェ「鹿音(かおん)」では、樹齢800年の春日杉の切株をテーブルにするなど、春日大社の伝統や文化を身近に感じられる設計となっている。

 春日大社国宝殿は、国宝352点、重要文化財971点を所蔵する。開館記念展「春日大社の国宝─千年の秘宝と珠玉の甲冑刀剣を一堂に─」では、そのうち約50点を公開。平安時代の「国宝 金地螺鈿毛抜形太刀(きんじらでんけぬきがたたち)」や、鎌倉時代の「国宝 赤糸威大鎧(あかいとおどしおおよろい)〈竹虎雀飾〉」など、貴重なコレクションを鑑賞できる。今後は、年に3回テーマを変えた展示を実施する予定。

●開館記念展「春日大社の国宝─千年の秘宝と珠玉の甲冑刀剣を一堂に─」
<開催日>2016年10月1日~11月27日
<開催場所>奈良市春日野町・春日大社国宝殿(奈良線奈良駅からバス)
<問>TEL 0742(22)7788

*情報は2016年8月現在のものです。料金・時間・休館日などの詳細は、お出かけの際、現地にお確かめください

狩野直美

最終更新:9/27(火) 11:10

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