ここから本文です

780年続く禅寺の住職が伝える、日常に生かせる仏教の教え

ライフハッカー[日本版] 9/27(火) 20:10配信

『日常の中で悟りをひらく10の徳目』(南泉和尚著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は、埼玉県秩父市で780年続く禅寺の住職。しかし現在に至るまでにはたくさんのことに悩み、苦しみ、長いあいだ、お釈迦様の教えに気づくことができなかったのだと明かしています。

そんな過去があるからこそ、伝えられることがある。そして仏教に触れてきた時間が長いからこそ、その教えをわかりやすい言葉で伝えることができる。それが、自信に与えられた役割だと感じているのだそうです。そこで本書では、仏教の教えを実践するための徳目を切り口として、著者なりの解釈で伝えているわけです。

なお、自身のポリシーとして挙げている10の教えは次のとおり。仏教者として仏様からヒントをいただこうと、「四摂法」と「六波羅蜜」という教えから発想しようと思いつき、ひとつひとつの徳目ごとに、自らのルールを考えてみたものだといいます。


・行  誰もやらない。だからやる
・布施 先に与える
・愛語 前向きでやる気になる言葉を使う
・利行 人のため地域のため世界のためにやる
・同事 感動し共感し感謝する
・持戒 ポリシーに従って生きる
・忍辱 ぺしゃんこになってもへこたれない、あきらめない
・精進 毎日昨日よりティッシュ1枚成長する
・禅定 自己を掘り下げ、静かな時間を持つ
・般若 死ぬまで成長死んでも支援
(「はじめに」より) “

どれも特別なものではなく、私たちが普段から実践できることだとわかるはず。「行」のなかから、いくつかを引き出してみましょう。

プラスに考える姿勢をとる

なにか行動を起こすと、つい気になってしまうのはその成果。仕事の成果で評価が左右されることもあるだけに、ビジネスパーソンの場合は特にそうかもしれません。そこで人は、よりよい成果を導くためにいろいろな工夫をし、「うまくいった」「いかなかった」と評価をしたりします。

しかし、どのような手法よりも成果を導くために不可欠なものは「姿勢」だと著者はいいます。「姿勢」とは、考え方、心の持ちようのこと。具体的には、行動を起こすときに「楽しみだ」と考えるプラスの姿勢と、「うまくいくはずがない」と考えるマイナスの姿勢があるとか。せっかくなにかをしようとするときに、「どうせだめだ」などと後ろ向きな気持ちで臨んでも、うまくいくはずがないわけです。

「なにかを成し遂げて得た結果=成果」は、姿勢と手法のかけ算でできているもの。どんなにすぐれた手法を用いても、姿勢がマイナスであればかけ算の結果はマイナス。ものごとの大小にかかわらず、この定理は変わらないと著者は主張します。では、どうすればいいのでしょうか?

この問いに対する答えはとてもシンプルで、ものごとをプラスに考えればよいのだそうです。ものごとがうまく進むことだけをイメージし、頭のなかを「楽しい」という感覚でいっぱいにしてみる。最初はうまくいかないかもしれないけれど、繰り返しているうちにだんだんできるようになっていくといいます。

そこで、人生のあらゆるかけ算をプラスにできるように、「まずは、姿勢を見なおすことからはじめましょう」と著者は提案しています。(20ページより)

1/3ページ

最終更新:9/27(火) 20:10

ライフハッカー[日本版]

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフハッカー[日本版]

株式会社メディアジーン

毎日更新中

最新ITサービス使いこなしガイド
ビジネス向けガジェット/ツール紹介
いま使える節約マネーハック術
モチベーションを上げるマインドハック

ライフハッカー[日本版]の前後の記事

なぜ今? 首相主導の働き方改革