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ロッシもついに白旗か? マルケス今季4勝目を挙げて日本GPへ

webスポルティーバ 9/27(火) 12:08配信

 スペイン3回目のレースとなる第14戦・アラゴンGPの決勝レースは、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が前評判どおりの強さを発揮して優勝。今季4勝目を挙げた。

【写真】第13戦・サンマリノGPはダニ・ペドロサが優勝。第6戦以降、8戦連続で異なる選手が優勝した

 ランキング首位をずっと維持してきたものの、マルケスは前半戦最後の第9戦・ドイツGPで優勝を飾って以来、勝利を逃している。サマーブレイク後に2週連続のレースが2回続いた4戦では、第11戦・チェコGPで3位を獲得したのみで、それ以外は5位(第10戦・オーストリアGP)、4位(第12戦・イギリスGP)、4位(第13戦・サンマリノGP)と微妙に表彰台をはずしてきた。

 今回のレースウィークでは、金曜のフリープラクティスから2番手タイムにつけて速さを発揮し、土曜にはレースペース、一発タイムともに他選手よりも頭ひとつ抜け出した内容のセッションで、必勝パターンのポールポジションを獲得した。

 だが、総合2番手だった金曜のレース初日には、「ここは好きなコースだけど、特別にリスクを取るようなことはしないつもりだ。決勝では2位や優勝、とにかく表彰台を目指して走りたい。去年は攻めすぎるあまり、2周目に転倒してしまったように、1戦で状況は変わってしまう可能性もあるわけだから、落ち着いて走らなければならない」と、あくまでチャンピオンシップ獲得に重点を置いた慎重なコメントだった。

 それが圧倒的な仕上がりのよさを見せた土曜のポールポジション獲得後には、「明日の目標は、まずは優勝だけど、それが無理ならばバレンティーノの前で終わりたい。そのほうが、チャンピオンシップでも有利になるからね」と、話す内容がやや「攻め気味」の方向になってきたことをうかがわせた。

 この段階で、フロントロー3番手を獲得していたホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ MotoGP)は、「マルクはワンステップ、あるいは二段階ほど他の選手の上にいるような状態」と評し、フロントローをはずして2列目6番手となったバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ MotoGP)も、「このコースではホンダが強いと思っていた。もともと彼らはここで強いし、特に今年のここ数戦はクラッチローが勝ってペドロサも優勝し、ホンダの課題だった立ち上がり加速は明らかに改善している」「明日はマルケスがとても強いと思うので、自分は表彰台を狙ってがんばりたい。マルケスに勝つのは、とても難しそうだ」と、レース前から白旗宣言に近い発言内容だった。

 日曜日午後2時に23周で争われる決勝レースでは、スタート直後の序盤にマルケスとマーベリック・ビニャーレス(チーム・スズキ・エクスター)、ロレンソの3台が熾烈な争いを演じた。マルケスは3周目の7コーナーでミスをして、5番手まで大きく順位を後退。そこからは、落ち着きを取り戻して沈着な走りで追いかけ、ロレンソ、ビニャーレス、そして、この段階でトップを走行していたロッシを着々と追い抜き、全周回の折り返し地点となる12周目でふたたびトップに立った。

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最終更新:9/27(火) 16:13

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