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ぐだぐだ過ぎて中毒者続出の『なりあ☆がーるず』最終回はまさかの正統派感動回!? パロもしっかりぶち込む完成度の高さ!

おたぽる 9/27(火) 17:31配信

 生放送と編集放送の2部構成という、独特な放送形態で話題となった魔法少女アニメ『魔法少女? なりあ☆がーるず』(TOKYO MXほか)。今月21日に放送された最終回は、「いい最終回だった」「すげーな」「ゲスト豪華すぎ」とファンが大絶賛する出来栄えとなり、ネット上で話題となっている。

 同作は、芸人から放送作家に転身し、『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)『5時に夢中!』(TOKYO MX)など人気バラエティも手掛けた石ダテコー太郎が監督・シリーズ構成を担当。石ダテはアニメ『gdgd妖精s』(TOKYO MX)第1期の脚本も担当したりとマルチな才能を発揮している。この『gdgd妖精s』は、ほぼ放送まで1週間以内で制作され、アドリブコーナーも設けられているというタイトル通りグダグダでフリーダムな内容で、「15分ずっと面白い」「ラジオ聞いてるみたいでいい」と、一部から熱狂的な支持を獲得。

 現在ではアニメ監督がメインになったという石ダテは、他にもキュートにデフォルメされたトランスフォーマーのアニメ『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』(TOKYO MX)や「新しい部活のありかたを考える部活」に所属する女子高生を描いた『てさぐれ! 部活もの』(日本テレビ系)シリーズも手がけている。

 さて、今回の『魔法少女? なりあ☆がーるず』も例にもれず、石ダテワールド全開の個性派アニメ。ストーリーは、主人公のうらら、はなび、いなほの3人が国民的人気キャラクターになることを目指して「魔法少女」アニメを自分たちで作るというもの。画期的なのは、その仕組みだ。

 まずニコニコ生放送で『なりあ☆がーるずの生でアニメをつくるさま』として3人がアニメをつくる様子を生放送。ドラマで言うところの「ロケ」部分だ。この生放送(実写)パートでは主人公3人を演じる声優たちの動きがリアルタイムでキャプチャされる「KiLA」というシステムを使用し、アドリブで構成されていく。そして、その結果出来上がったアニメを編集し、TVで放送するという2段構成となっている。

 主人公3人のCVはうらら役を“セクハラ声優”の名をほしいままにする深川芹亜、はなび役に古賀葵、いなほ役を声優ユニット「あいまいみーまいん」のメンバーでもある桑原由気が担当。ちなみに監督の石ダテも「アニまる」というキャラクターとして参加している。

 ニコ生の部分は生放送だけに相変わらずのグダグダ感にあふれる放送になったが、「楽しそうだなこれ」「こっちが本編だな、おもしれえ」と話題沸騰。きちんと“アニメ”として編集されTVアニメ版の方も絶妙なクオリティーで、「この中途半端なCG感なんだよww」「紙芝居やんけ」「頭おかしくなりそう」と、いろんな意味で熱く盛り上がる。

 また、これまでに石ダテ作品に出演した声優が魔獣役としてたびたびゲストで登場し、倒されるときに宣伝をしていくというパターンもお決まりに。第2話で登場した三森すずこは武道館公演、第7話の西明日香はソロデビューなど、「バラエティの番宣かよwww」と放送作家出身らしい部分もしっかりアピール。ほかにも大橋彩香、鈴木達央、明坂聡美など「ゲスト豪華すぎ」と言われる声優たちが各話に参加。本編には出演していない高宮なすのがなぜかCMに出演していることでも話題になっていた。

 そんなぐだぐだアニメも最終回では「あれ? なんかいい最終回になってるじゃん」「すげー、あのアドリブからこの最終話つくったのかよ」と絶賛される出来に。主人公・うららが自分を犠牲にして世界をつくりかえ、弟の存在だけが残るというラストには「完全に『まどマギ』のパロやん!」と突っ込みが入るなど、きっちり“らしさ”も残してフィニッシュしたこの作品。「次なにやってくるか楽しみすぎるわ」との声も上がっており、石ダテの次なる“ぐだぐだ作品”にも期待したい。

最終更新:9/27(火) 17:31

おたぽる