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ドラフトまで1カ月。セ・リーグ6球団別「必要なのはこの選手」

webスポルティーバ 9/27(火) 14:50配信

■ヤクルト

 チーム防御率4.74(9月25日現在)は、断トツのリーグ最下位。それでも、最後までクライマックスシリーズ進出をかけた戦いを繰り広げられたのは、リーグ2位の573得点を叩き出した強力打線によるところが大きく、山田哲人を筆頭に20代の野手が多いのも心強い。

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 ところが投手は、以前から「ヤクルトには野戦病院がある」といわれるほど故障者が続出する傾向が改まらない。補強ポイントははっきりしている。昨年のドラフトでは、1位で獲得した東洋大のエース・原樹理のほかに、高校生投手をふたり獲得したが、少ない、少ない……。今年はもっと貪欲に、投手の補強に励みたい。

 夏の甲子園優勝投手の今井達也(作新学院)は、真中満監督の地元・栃木の選手だし、いかにもヤクルト好みのしなやかな腕の振りをしたピッチャーだが、同じ高校生なら寺島成輝(履正社)を狙いたい。卓越したマウンドさばきとコントロールのよさ。遅くとも夏前から一軍ローテーションに入り、結果を出すと見ている。

 2位は150キロを超す剛球に加え、器用さも兼ね備えている中塚駿太(白鴎大)でどうか。ここに来て人気急上昇の中塚だから、“外れ1位”の可能性もある。ならば、黒木優太(立正大)でもいいし、頑丈な左腕・濱口遥大(神奈川大)も見逃せない。いずれにしても、今のヤクルトにとって“頑丈さ”はすべてにおいて最優先事項である。

■巨人

 おそらく1位は田中正義(創価大)か佐々木千隼(桜美林大)でいくのだろう。肝心なのはここからで、使える左腕が少ないチーム状況を考えると、高橋昂也(花咲徳栄)、土肥星也(大阪ガス)、笠原祥太郎(新潟医療福祉大)あたりを狙うのがいいのではないか。

 ただ投手も必要だろうが、そろそろ本気で考えていかないといけないのは、野手の方ではないだろうか。亀井善行が34歳、阿部慎之助が37歳、村田修一が35歳……。彼らにいつまでも中軸を任せているようでは、巨人の未来は暗い。

「ならばファームに後継者がいるか?」と問われれば、真っ先に名前が挙がるのが2014年のドラフト1位・岡本和真だが、まだまだ経験が必要な状態。結局、野手陣の次期主軸候補として期待されるのは、このところいつも大田泰示(26歳)、中井大介(26歳)、橋本到(26歳)といったあたり。

 だが、彼らがいることで、思い切った補強ができないのだ。いっそのこと、出せばいいのではないか。彼らだって一軍定着は果たしていないが、もともとはパワーやセンスを持った逸材ばかり。彼らを一軍で使いたい球団は絶対にあるはずだ。

 そんなわけで、3位からは将来の中軸を担える選手たちの獲得を目指してほしい。オススメは、田中和基(立教大/外野手)、大山悠輔(白鴎大/内野手)に松本桃太郎(仙台大/内野手)の3人。いずれも鋭いスイングが特長で、常にフルスイングの意欲を持ち、足もある。走れて、飛ばせて、次期ジャイアンツの根幹となり得るフレッシュな若者たちだ。

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最終更新:9/27(火) 20:31

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