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「不調だった」今季、キャリアハイの成績を収めた松山英樹の本音

webスポルティーバ 2016/9/27(火) 19:20配信

 米ツアー2015-2016シーズンの最終戦となるツアー選手権(9月22日~25日)が、ジョージア州アトランタ(イーストレイクGC、パー70)で開催された。見事優勝したのは、通算12アンダーで並んだライアン・ムーア(33歳/アメリカ)、ケビン・チャペル(30歳/アメリカ)とのプレーオフを制したロリー・マキロイ(27歳/北アイルランド)。初の年間チャンピオンにも輝いて、1000万ドル(約10億円)のビッグボーナスを手にした。

【写真】11月のワールドカップ(国別対抗戦)で、松山とタッグを組む石川遼

 日本期待の松山英樹(24歳)は、初日首位に立ったものの、最終的には通算6アンダー、5位に終わった。「ラッキーも多かったし、よく4日間戦えたな、と思う」と、決して本調子ではない中で奮闘。フェデックスカップ・ランキングは自己最高となる13位まで上げて、今季を締めくくった。

 大会前は、かなりの苦戦が予想された。練習ラウンドではショットが乱れ、ティーショットは何度も打ち直していた。ショットのあと、クラブから手を離すシーンも再三見られ、松山から漏れる言葉はネガティブなものばかりだったのだ。

「(1週間の)オフの間は楽しく過ごして、練習もしていましたよ。でも、絶不調です……。ティーショットも、アイアンも、全部です。パターはちょっとマシになってきた感じはしますけど、光がまったく見えないです。真っ暗闇というか、池の底にいるというか……。

 不調の原因はわからない。(ショットは)曲がるし、(ボールは)芯に当たらない。自分の状態がよくてスコアが出ないんだったら、まだ明るい気分でいられるんですけど、これだけ状態が悪いと気分も上がらない。どうしたらいいんでしょう? まあでも、最後なんで、粘りのゴルフをしてがんばります」

 不安を抱えたまま臨んだ初日。いざふたを開けてみると、松山は「66」をマークして、ダスティン・ジョンソン(32歳/アメリカ)、ケビン・チャペルと並んで首位に立った。思わぬ好発進には、松山も驚きを隠せなかった。

「ショットはぜんぜんダメだったんですけどね……。パットとショートゲームに助けられました。ほんと、バンカーばっかりでしたが、そのバンカーショットとパッティングがいいと、スコアもここまで伸びるんだな、と。明日以降も、今日のようなプレーができればいいな、と思います」

 2日目は、難しいピン位置と風が吹くコンディションの中、2バーディー、3ボギーの「71」。ひとつスコアを落として、トップと4打差の3位タイに後退した。しかし3日目は、14番でトリプルボギーを叩きながら、終盤に粘りを見せて「68」をマーク。順位は5位に下がったものの、トップとの差はひとつ縮めて、優勝を十分に狙える圏内に踏みとどまった。

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最終更新:2016/9/27(火) 19:20

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