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イングランド代表監督に衝撃スキャンダル! 英紙おとり取材で悪徳ぶりを露呈、FAが事情聴取へ

Football ZONE web 9/27(火) 17:09配信

かつて中田英寿も指導したアラダイス監督が、選手保有に関するルール違反を促進?

 イングランド代表のサム・アラダイス監督が、英メディア恒例のおとり取材に引っかかり、キャリアの危機を迎えている。かつてボルトンなどで中田英寿氏を指導してきた61歳の老将は、FIFAなどの禁止している「第三者による選手の保有」という規定を回避する指南役として40万ポンド(約5400万円)の契約を結んだことが、おとり取材によって発覚。イングランドサッカー協会(FA)から事情聴取を受けることになった。

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 イングランド代表は欧州選手権フランス大会のラウンド16で、伏兵アイスランドに1-2と敗れた。ロイ・ホジソン前監督を解任後、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督らにオファーを出したが、ことごとく拒否され、アラダイス監督に白羽の矢が立った。

 英紙「テレグラフ」によれば、ボルトン、サンダーランドなどで指揮を執ってきた老将は、8月にアジア企業の代理人に接触。2008年にFAが禁止している、第三者による選手保有のルールを回避するためのアドバイザー役の就任を求めたという。だが、これはおとり取材だった。

代表監督として優遇する条件も提示か

 FIFA、UEFAはすでに投資ファンドなどが選手の保有権を所有することを禁止しているが、アラダイス監督は席上で「問題ない」「ずっと続けている代理人を知っている」と説明。ルール違反を促進するような発言に出たという。そして架空の会社が所有することになる選手には、代表監督として優遇する条件なども加え、40万ポンドの顧問契約を結んだとレポートされている。

 テレグラフ側は証拠の音声を保持している模様で、英公共放送「BBC」では今回のスキャンダルで、FAがアラダイス監督に事情聴取を行うと報じている。

 欧州選手権の敗退で地に堕ちたイングランド代表の威信復活が期待された老将だが、報道が事実なら衝撃的な悪徳ぶりを露呈したことになる。就任早々、とんでもないスキャンダルを起こしてしまった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/27(火) 17:09

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