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【日本代表】9月の最終予選ではノーゴール…。香川をスタメンから外すべきか?

SOCCER DIGEST Web 9/27(火) 7:00配信

競争原理を働かせるなら今が〝英断〞の時か。

 エースナンバー「10」を背負っているからでもあるだろう。9月のワールドカップ・アジア最終予選で結果を残せなかった香川への風当たりが、以前にも増して強くなっている印象だ。果たして、このテクニシャンをスタメンから外すべきなのか? サッカーダイジェストの代表担当4人がジャッジする。
 
回答1:スタメンから外すべき!
文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

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 低調に終わった9月シリーズの出来が続くようであれば、迷わずベンチに置くべきだろう。
 
 理由は単純明快。香川を〝アンタッチャブル〞な存在にしてしまうと、健全な競争原理が働かないからだ。最近、知人から「なんで香川は代表だと輝けないの?」と問われる回数が増えた。もちろん、過去に輝いた試合がないわけではないが、エースナンバーを背負う男は、すべての人を納得させるパフォーマンスを見せているだろうか? 少なくとも、今の彼はそうではない。
 
 ハリルホジッチ監督は今年3月のメンバー発表の際、「真司にスタメンの座は約束されていない」というニュアンスの発言をしている。そのスタンスは貫くべきだし、国を背負って戦う代表の舞台では、ネームバリューや実績ではなく、調子の良い選手、結果を残している選手が優先 的に使われるのが必然だ。
 
 対抗馬として名前が挙がる清武は、 「(香川と)ポジションを争っているつもりはない」と話す一方で、「トップ下でどうプレーするか」にはこだわりを見せている。6月のボスニア・ヘルツェゴビナ戦では、故障欠場の香川に代わってトップ下に入り、攻撃を牽引した。9月のUAE戦のように、トップ下とウイングでふた りを同時起用するのも手だが、もっとライバル関係を煽ってもいいはずだ(ウイングは清武ではなく、カットインや裏への抜け出しができる宇佐美や原口がベターだと思う)。
 
 香川は〝ボールプレーヤー〞であり、ボールに触れることでリズムを掴む。パスが受けにくいトップ下で起用された場合は、それが難しい。もし香川ありきのチーム作りでスタメンにこだわるならば、システムやポジション変更を視野に入れたほうがいい。
 

回答2:スタメンから外すべき!
文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
 スタメンから「外すべき」としたのは、なにも〝失格〞の烙 印を押すという意味ではない。ただでさえ、対世界となった時に日本は個の力で見劣りするのだから、彼の 非凡な能力を生かさない手はない。
 
 しかし、本人のコンディションが整わないなかで、闇雲にスタメンで起用し続けるのはいかがなものか。提案したいのは〝ジョーカー〞としての活用法だ。様々な責任を背 負わすのではなく、短時間でゴールを奪うことだけに集中させる。今の日本には切り札と呼べる存在がいないだけに、香川を勝負所まで〝取っておく〞意味は大きい。
 
 最近の香川は味方や敵が入り乱れる相手ゴール前で窒息しているかのように映るが、 後半途中からであれば十分にスペースを得られるはずだ。相手は日本の10番を警戒してくるだろうし、疲弊している状況で香川がピッチに入ってくるのを目にすれば、それなりのプレッシャーを感じるだろう。
 
 さらに、香川のジョーカー起用で手にできる利点がもうひとつ。それはチーム内の競争を活性化させられる点だ。10月6日のイラク戦のトップ下は、セビージャで評価される清武、タイ戦でゴールを決めた原口、Jリーグで優勝争いを演じる川崎を牽引する中村ら、コンディションの良い選手を使ってみてはどうか。彼らに起用の目処が立てば、選手層に厚みを持たせられる。もし、刺激を受けた香川が途中出場で結果を残せば、失いつつあった自信を取り戻せる可能性だってある。
 
 慎重なハリルホジッチ監督には、相当なギャンブルに思えるかもしれない。しかし、グループ内の最大のライバルであるオーストラリアや難敵サウジアラビアと対戦する前に、試す価値はある。

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最終更新:9/27(火) 14:38

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