ここから本文です

慶應ガール、29歳:ミスコンを断り続けた伝説の美女。幸せな駐在妻になったはずが…?

東京カレンダー 9/27(火) 5:20配信

大学時代「慶應ガール」と呼ばれ、華やかなイメージを持たれている慶應卒の女性。しかし、そのすべての女たちがそのイメージ通りの生活を送っているのだろうか?

【この記事の全ての写真】

慶應というブランド力を持ちながらも、その派手さを苦手とし、日陰の人生を送るのを好む女もいる。そんな「慶應ガール」の人生とは?

同じく慶應出身で現在は広告代理店勤務のトオル(32)が、自身の大学時代の人脈を駆使し、さまざまな“慶應ガール”に斬り込んでいく。

<今週の慶應ガール>
氏名:景子
職業:デザイン事務所勤務
学部:法学部政治学科
年収:500万
住居:武蔵小杉
家賃:83,000円のワンルーム
出自:川崎市出身。中高一貫の女子校(横浜)から一般受験で慶應へ入学。
ステータス:独身

ミスコン出場を断り続けた伝説の美女、景子の場合

景子は、キャンパス内でも有名な美女だった。大学一年生のときに初めて彼女を見たときの衝撃を今でも覚えている。

切れ長でぱっちりとした二重の目に、綺麗に通った鼻筋。肌は陶器のように白く美しい。僕の拙い言葉では表現しきれないほど、見た者を強く惹きつける美しさを持っていた。

それに加えて、彼女は性格も非常に良かった。

「可愛い子は皆に優しくされるから性格もいい」

そんな都市伝説みたいな話もよく聞くが、彼女の性格の良さは表面的なものではなかった。美し過ぎる故に経験したであろう苦渋も乗り越えた、内に秘めた強さと優しさがあった。

慶應には、毎年驚くほどの盛り上がりを見せる「ミス慶應コンテスト」がある。広告研究会が主催する、女子アナの登竜門だと言われるイベントだ。

そのイベントへの出場に、毎年のように景子に白羽の矢が立っていた。しかし、彼女は毎年ミス慶應へのエントリーを断り続けた。

「あまり表に出るような性格ではない。」

そんな理由で、結局大学4年間出場することはなかった。

彼女に出会ってから、ミス慶應コンテストを見ると少し滑稽な気分になった。もちろんそれなりに可愛い子が出場しているのだが、景子の美しさを思い出すと、どの子も同じに見えてくる。

彼女はミス慶應だけでなく、表舞台に出るようなことは極力避けていた。あまりに控えめなその対応に、男性たちは好感を高めたが、女性たちからは「化粧とったら自信ないんじゃないの?」などと、根拠のない陰口を叩かれる始末だった。



そんな彼女の、美人過ぎるがゆえに波乱に満ちた20代、そして29歳のときに下した決断について今日は話そうと思う。

1/3ページ

最終更新:9/27(火) 5:20

東京カレンダー

記事提供社からのご案内(外部サイト)

東京カレンダー

Tokyo Calendar.Inc

2017年1月号
11月21日発売

定価800円(税込み)

RESTAURANT OF THE YEAR 2016
年末飲まずにいつ飲むの? 泡酒Award 2016

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。