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古き良きマカオが残るオールドタウン 十月初五日街と福隆新街を満喫する

CREA WEB 2016/9/27(火) 12:01配信

「昔のマカオ」そのままのダウンタウン、十月初五日街

 猛スピードで次々とラグジュアリーなホテルがオープンし、ほんの数カ月で旅の情報がアップデートされるマカオ。2006年にカジノ収益がラスベガスを抜いたというニュースも話題になったので、記憶にある人も多いはず。

 今や、マカオはアジアきってのエンターテインメント都市。でも、ポルトガルから中国へ返還される1999年頃までは、今からは想像できないほど、のんびりとした素朴な街だった。そんな昔ながらの、ほんわかと温もりを感じるマカオの姿を見られるのが、ダウンタウンの十月初五日街だ。

 十月初五日街にある、老若男女が知る名店といえば、「南屏雅敘」。香港でもよく見かける、カフェメニューも中華も洋食もインスタントラーメンもありという茶餐廳(チャーチャンティン)だ。

 品揃えは一般的な茶餐廳と変わらないが、ここは焼きたてのパンが絶品! たとえば、沙翁は、もちっとした揚げパンで、おやつにぴったり。ハワイの「マラサダ」にそっくりなのは、同じくポルトガルをルーツにしているから。パイナップルの形をした菠蘿包や、マカオ風エッグタルトの蛋撻など、どれもおいしいのに3、4パタカ(約50円)と庶民派価格。

 店内はいたって質素だが、ここは学校帰りの小学生から、新聞を広げるおじさん、おしゃべりに夢中な女子学生まで、いつも賑やか。幅広い層のマカオ人に愛されるローカル店なのだ。使い込みすぎて欠けた皿やソーサーはご愛嬌。

十月初五日街はお土産探しも楽しい!

 昔ながらの店が並ぶ十月初五日街の中でも、よりレトロな雰囲気を漂わせているのが、老舗の乾麺店、「喜臨門麺家」。

 小さな店内には乾麺を入れたガラス瓶がずらりと並んでいる。それらは一見するとインスタント麺だが、エビ風味、アワビ風味、チキンとほうれん草風味など、手作り麺に出汁が練りこんであるのがポイント。お湯で1、2分も茹でれば煮汁に味が染み出しスープも同時にできるという、便利でおいしい食材なのだ。

 そのほかにも、老舗のお茶卸問屋に乾物店にハンコ屋さん、天井まで商品が山積みのレコードショップなどがあって、この通りはミラクルワールド。ふと空を見上げると、巨大なカジノのビルがギラギラと光っているのは、なんとも不思議な感覚。観光客で賑わう中心地のセナド広場からわずか徒歩5分ほどのローカルエリアは、昔ながらのマカオを見せてくれる。

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最終更新:2016/9/27(火) 12:01

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