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牛カツでもメンチカツでもない唯一無二のカツ、それがチョップカツ 揚げ物大好き、肉大好きならぜひ!

オーヴォ 9/28(水) 16:08配信

 「チョップカツ」。なんとも強そうな響きではないか。昭和30年代生まれの筆者などは、「空手チョップで勝つ」という言葉が脳裏をよぎったが、もちろんプロレスには関係ない。ステーキやローストビーフ用の肉を大胆にたたいた(チョップした)超粗挽きメンチカツ、それが「チョップカツ」である。

 極上の肉で作った超粗挽きメンチカツとくれば、揚げ物大好き、肉大好きな男心や女心を刺激してやまないはず。でも、このチョップカツ、そんじょそこらに売っている代物ではない。デパートなどの催事場で開かれる「地元おすすめうまいものまつり」などで売られることはあるが、そうそう出会えるわけではないのだ。では、幻のグルメ?UFO(Unidentified Fried Object =未確認揚げ物)?都市伝説? いやいや、安心して下さい。売ってます。ネットで。

 チョップカツが買えるのは、全国の地方新聞社厳選お取り寄せサイト47CLUB(よんななくらぶ)にて。よく知っているおいしいものより、未だ食べたことのないおいしそうなものを食することが大好きな筆者は迷わず注文。ただ、これ5個で2,500円(税込み)とけっこうお高い。1個当たり500円のメンチカツだ。サイトには「100%プレミアム」「100%黒毛和牛」「100%高級和牛」とあるので、それも当然か。製造しているのは小島商店(東京)という和牛卸の老舗らしい。期待はいやが上にも高まるばかりだ。

 注文して1週間ほどで品物が到着。冷凍だからもちろんクール宅急便だ。さっそく家内に取扱い説明書を見て作ってもらう。

1. 中華鍋や天ぷら鍋などの深めの鍋にたっぷりの量の油を入れる。
2. 160度になるまで油を熱する。
3.冷凍のままのチョップカツを入れ、10~12分揚げる。投入後はしばらくさわらずに頃合いを見計らって数回返す。

 といっても手順はこれだけ。とっても簡単だ。開梱から30分ほどでアツアツのメンチカツが揚がってきた。さて、お味はいかに。いざ、実食~!

 サクッ。んぐっ。はふはふっ。ざっくり。あぐあぐ。ん~ぐっ。ふ~んっ! んまい!

 まぁ、第一印象は確かにメンチカツ。衣があるからね。だが、食べ進むとすぐに「これはメンチカツじゃないっ!」と心の声が聞こえてくる。しっかりとした上質な肉の味が口の中で激しく主張しているからね。単に肉を刻んだのとも違い、もちろんミンチ肉のように粉砕されて柔らかいわけでもない。さくっと簡単に噛み切れて、なおかつざくっと噛みしめられる肉の存在感。ジューシーな味わい。これかぁ~、これがチョップの威力かぁ~。

 もうひとつの秘密は“手作り”にあり。衣は薄く2回塗りで、中身は手でこねていて圧がかかっていないので空気層ができ、ふわっとした食感とパリッとした衣が実現できたとか。

 販売サイトには「ステーキみたいなメンチカツ」というコピーが掲げられていたが、筆者の印象はちょっと違う。確かに味わいはステーキのような肉感、上質感を感じさせるものの、歯ごたえは肉のかたまりを噛み切るステーキや牛カツとはまったく違う。しいて挙げれば焼肉バーガーだが、それよりももっと柔らかい。なのにメンチよりはぜんぜん肉々しい。原材料を見ると、衣以外は国産黒毛和牛と玉ねぎとあるが、玉ねぎもそれほど感じられない。とにかく肉々しいのに牛カツでもメンチでもない唯一無二の存在、それがチョップカツなのだ。エレガントな衣の下にワイルドで肉感的な姿態を秘めたチョップカツ。揚げ物大好き、肉大好きなら一度は食べてみるべきでは?

最終更新:9/28(水) 16:19

オーヴォ

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