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心情とお金は別だ! 凱旋門賞の馬券は人気薄外国馬を狙い撃ち

webスポルティーバ 9/28(水) 11:28配信

海外馬券発売開始! 2016凱旋門賞 (2)

 今年も10月2日、日本時間23時05分にフランス・シャンティイ競馬場で発走予定の凱旋門賞。今年は日本からダービー馬マカヒキ(牡3歳/栗東・友道康夫厩舎)が参戦する。

【写真】前哨戦ニエル賞に勝って、凱旋門賞に挑むマカヒキとルメール騎手

 今年のGI凱旋門賞は海外レースでは初めて、日本で馬券が買えるというのが大きな変化。日本国内だけの売り上げでオッズが動くので、当然、マカヒキが人気を集めるだろうが、馬券的妙味は外国馬にある。マカヒキを応援しつつ、人気薄の外国馬に穴馬券を期待したい。

 凱旋門賞は波乱の多いレースだ。ディープインパクトが3位入線から失格となった2006年以降の過去10年、1番人気は2勝で、2着2回、3着1回、4着以下5回と馬券に絡まないケースも多い。2番人気が1勝、3番人気と4番人気が各2勝で、それ以下は7番人気(2014年トレヴ)、11番人気(2011年デインドリーム)、12番人気(2012年ソレミア)が1勝ずつとなっている。今では歴史的名牝と称されるデインドリームやトレヴも、人気薄で勝利しているのだ。

 7番人気以下で勝利した3頭の血統を調べると、いずれも血統背景が素晴らしい馬たちばかり。トレヴは“鉄の女”と呼ばれ日本でも出走したトリプティクや、英愛ダービー馬ジェネラス、日本でもダート戦線で活躍したフリオーソ、今年の皐月賞馬ディーマジェスティなどと同じファミリーの出身。デインドリームも近親にフランスのGI馬が多数で、日本でもサクラローレル(有馬記念、天皇賞・春)、キンシャサノキセキ(高松宮記念2連覇)、タイムパラドックス(ジャパンCダートなどGI5勝)などと同じファミリー。さらにソレミアも、仏2000ギニーのグリーンダンサー、英ダービー馬オーソライズド、今年の仏2000ギニー馬ザグルカなどがいるフランスの名門だった。このような良血馬は時に、世界各国の馬たちが集結する大舞台でも、短期間での急激な成長や勝負強さを見せることがあるのだ。

 今年の出走馬でそれに当てはまる血統馬として、筆者が本命に挙げるのはフランスの3歳牝馬レフトハンド(仏・C.ラフォンパリアス厩舎)。2走前にGIIIプシケ賞(ドーヴィル・芝2000m)で重賞初制覇を飾り、前走のGIヴェルメイユ賞(シャンティイ・芝2400m)でGI初制覇を果たしたいわゆる“上がり馬”だ。GIホースとはいえヴェルメイユ賞は牝馬限定で、今回のメンバーでは実績的に格下感があるが、上昇度は一番といってもよいだろう。父ドバウィは今回の最有力馬と見られているポストポンドと同じ。母の父シングスピールとの組み合わせは日本のダート戦線で活躍中のモルジアナと同じだが、レフトハンドはその奥のスタミナ血脈が豊富なため、違ったタイプに出ている。

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最終更新:9/28(水) 11:28

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