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【ロードバイク情報】オルベア・オルカとアヴァンがフルモデルチェンジ!

CYCLE SPORTS.jp 9/28(水) 14:55配信

軽く、強くなり、総合力にさらなる磨きをかけた「オルカOMR」

2016年のツール・ド・フランスにおいてコフィディスのジョフレ・スープが、ダルズ迷彩のペイントをまとったプロトタイプを駆り、新型の登場がうわさされていたオルベアの旗艦機「オルカ」。その全ぼうがスペイン・バスク地方で開催された国際試乗会において明らかになった。

プロトタイプを写真などで見た限りでは、その特殊なグラフィックの効果もあってか、前作との大きな違いをシートまわりにしか見いだせなかった新型オルカ。しかし現地で対面したその製品版は、「似て非なる物」であった。

これまで通り「オルカOMR」と名付けられるそれは、フレーム単体重量が前作の875gに対して795g、フロントフォークは327gから315gとなり、トータルで92gの軽量化に成功しながら、剛性面でも向上を果たしている。

新たに丸型に近い断面形状となったダウンチューブ、ボリュームを増したフォーククラウン、5mm短縮されたヘッドチューブの採用により、パワーラインの剛性は前作に比べて14Nm増の94Nmを実現。さらにフロントフォークは前後方向に20%、左右方向に26%剛性が向上。こうして新型オルカは、より高効率な動力性能と俊敏なハンドリングを獲得するに至った。

近年のオルカといえば、外側へベンドさせたフォークブレードとシートステーを特徴としていたが、新型ではこれをあえて捨てている。快適性を得るためにシートステーはかなり細身となり、それをリヤエンドへと真っ直ぐ結ぶ。一方のフォークブレードは、TTバイクのオルドゥから受け継ぐ「フリーフロー」と呼ばれる形状を反映。抵抗が最も大きいとされるフォークブレード内側に流れる空気を、スムーズに後方へと流すことで空力を高めている。

新型オルカは圧倒的な重量の軽さや、見た目に明白な空力ギミックを備えた派手さのあるバイクではない。しかし走らせると明らかに前作に増して加速は軽く、力強い。ハンドリングはより俊敏になりつつも、的確に路面を捉える安定感を見せ、全ての面で性能は進化した印象だ。キャッチーな仕様を打ち出すモデルも多い昨今だが、勝つために本当に必要な性能を精査してトータルバランスを徹底的に磨き上げたコンペティティブロード、それが新型オルカである。

Spec.
●フレーム素材/カーボンT700(24T)、T800(30T)、M40J(40T)
●重量/フレーム単体795g、フロントフォーク317g(53サイズ)
●サイズ/47、49、51、53、55、57、60
●カラー/オーダーシステム「Myo」対応
●価格/未定

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最終更新:9/28(水) 14:55

CYCLE SPORTS.jp

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