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ボルボ新型V90 クロスカントリーが登場──トレンドはSUVからクロスオーバーSUVへ?

GQ JAPAN 9/28(水) 22:31配信

ボルボ・カーズは、新型クロスオーバーSUV「V90 クロスカントリー」を発表。10月1日からフランスで開催されるモーターショー、パリ・サロンでお披露目を予定する。

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スウェーデンのプレミアムカーメーカー、ボルボ・カーズは10月1日に開幕するモーターショー、パリ・サロンで新型車「V90 クロスカントリー」をお披露目する。先日、先だってその詳細が公開された。

ボルボのラインナップに初めて「クロスカントリー」モデルが用意されたのは1997年。当時人気を博していたミドルワゴン「V70」をベースにした「V70 XC」が端緒であった。これは、このカテゴリーの開拓者とも言うべき「スバル レガシィ アウトバック」の誕生から2年後のこと。ボルボは、そののち20年近くにわたって、スバルとともにこのカテゴリーをリードしてきたと言えるだろう。

そして現在、ボルボ・カーズの最上級エステートワゴンとして復活を遂げたばかりの新型「V90」をベースに開発されたV90 クロスカントリーは、歴代の「クロスカントリー」たちと同じく、車高を若干引き上げてオフロード走行に対応。樹脂製のフェンダーエクステンション、強固なアンダーガードなどの専用装備を採用するのも、これまでの「クロスカントリー」の方程式に従ったものである。

現時点で、ボルボ本社からは詳細なスペックなどは公表されていないが、これまでの歴代クロスカントリーの通例からすれば、V90のAWDモデルとほぼ同一のメカニズムを採用していると見るのが妥当と思われる。

スウェーデンの酷寒地帯をはじめ、米国アリゾナの砂漠地帯などで開発テストを行い、天候や路面状況を問わないシャシーを実現するべく、チューニングが煮詰められた。

ボルボ・カーズ社で研究・開発部門の上席副社長を務めるピーターメルテンス博士は、V90 クロスカントリーについて、以下のコメントを語ったとされる。「私たちの創るクルマは、その安全性と多様性、そして耐久性についてご周知いただいていると思います。新しいV90 クロスカントリーは、既にリリースしたV90の快適さを維持しつつも、あらゆる走行状況を意識して地上高をアップさせることでシャシーを最適化。そして“探検家のハート”を注いだのです」

一方、ボルボ カーグループで社長およびCEOの地位にあるホーカン・サムエルソン氏は、「V90クロスカントリーは、V90のエレガンスを保ちながら、冒険を可能にするパッケージの中に、安全性や快適性、パフォーマンスを備えたオールロードカーへ変身させました」とのコメントをプレスリリースに記している。

10月1日から一般公開となるパリ・サロンにてワールドプレミアを迎えるV90 クロスカントリー。生産はスウェーデン・ヨーテボリにあるボルボのトゥーシュランダ工場にて、今年の秋より開始されるという。

同じく今年のパリ・サロンではメルセデス・ベンツがEクラスのステーションワゴンをベースとする「Eクラス オールテレイン」をデビューさせるなど、SUVの資質を加味したワゴンのカテゴリーは、まさに風雲急を告げる状況にある。そんな中にあって、本家たるボルボの最高級モデルがいかなる出来ばえを見せるのか。日本上陸が楽しみな1台と言えるだろう。

文・武田公実

最終更新:9/28(水) 22:31

GQ JAPAN

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