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香川真司はベンチ外、チームはレアルに善戦。なぜこうなったのか

webスポルティーバ 9/28(水) 20:10配信

 ともに1勝で迎えたチャンピオンズリーグ(CL)グループF第2節、ドルトムント対レアル・マドリードの一戦は、2-2で終わった。ドルトムントはホームチームの面目がギリギリ保たれた格好だ。レアルにとってみればアウェーでの勝ち点1は悪いものではないが、これでリーガと合わせ3戦連続で引き分けたことになり、試合後のジネディーヌ・ジダンは「恥ずかしい」と語っている。

【写真】ダルムシュタット戦前半、先発を外れたオーバメヤンと談笑する香川真司

 ドルトムントのボールポゼッション率は59パーセント。シュート数でも19対12でレアルを上回り、試合を支配した印象だ。一方でボールリカバリーは44対48と、守備的な数値はレアルがわずかだが上回っている。2度のリードを守れず結局は追いつかれたが、点を取っては守りに入るレアル・マドリードの効率重視の姿勢がこの数値に表れているといったところか。

 守ろうとしたレアルのゴールをなんとかこじ開けたドルトムント。「2度追いつくのは簡単なことではない」とトーマス・トゥヘル監督が言うように、連勝は4で止まったが、勢いを感じさせる引き分けだった。

 この日、香川真司はベンチ外だった。これが今季2度目のベンチ外だが、1度目のライプツィヒ戦は、代表戦の直後だということもあり、右足首の負傷も発表されていたから前向きに捉えやすかった。

 しかしその後はベンチ入りこそするものの、ダルムシュタット戦を除いて出場機会はなかった。だからレアル戦のベンチ外には「ついに」という印象を受ける。

 香川にとって現状はとにかく厳しい。マリオ・ゲッツェ、アンドレ・シュールレというドイツ代表が新しく加入したことで、2列目のポジション争いが激しくなるということはシーズン前から予想されていた。それでもミキタリアンとギュンドアンが抜けたため、中盤も含めてどこかにチャンスがあるはずだった。

 ドルトムントの今季の基本布陣は4-3-3。中盤のうち1枚は、ユリアン・ヴァイグル、もしくはセンターバックも務められるような守備的な選手が選ばれる。そして前線のうち1枚は、オーバメヤン、アドリアン・ラモスといったストライカーが入る。

 とすると、おおまかに言えば残りの中盤の2枚と両ウィングの4枚のうちの1枚が香川がプレーするポジションになる。現状で4枚を争っているのは前述したゲッツェ、シュールレのほか、若手の新加入選手であるウスマン・デンベレ、ラファエル・ゲレイロ、エムレ・モル。そして昨季から在籍している選手ではクリスティアン・プリシッチ、ゴンサロ・カストロ、そして香川ということになる。

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最終更新:9/28(水) 20:10

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