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ロッテ重光昭夫氏の逮捕状請求!球団の先行きは? --- 新田 哲史

アゴラ 9/28(水) 16:30配信

あすにもXデー到来か

どうも新田です。念のため、I love Marinesです。そんなこんなでXデーがあすにも訪れそうなんですが、サブロー選手の引退試合に水を差すタイミングでなくてよかった。

“韓国ロッテ会長を拘束へ 検察が逮捕状請求(聯合ニュース)(http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2016/09/26/0800000000AJP20160926001700882.HTML)”

上記の記事はきのうの午前中のものですが、夕方にアップデートされた続報(http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2016/09/26/0800000000AJP20160926003400882.HTML)によると、あす28日に裁判所が逮捕状を出すか決定とのこと。韓国ロッテ側も逮捕については諦めモードらしく、記事では、先日の取り調べでの否認ぶりから裁判での徹底抗戦を予想しておりますが、Xデー到来後はロッテグループの経営への悪影響は必至でしょう。

なお、創業者の武雄氏、長男の宏之氏が立件(在宅起訴)の方向の一報は、先日も書きました(http://nittatetsuji.com/archives/48483785.html)ように「流動的ではないか」と見る向きも結構強かったので、特に宏之氏に関しては、やや意外でした。武雄氏と日本にいる内縁の妻・娘との株相続を巡り、上場もしていない中で「脱税」といえるほどの算定根拠がどうなのか。宏之氏に至っては、韓国サイドで正規の社内手続きを経ての報酬らしく、「会社を私物化した創業者一族を一網打尽にすべき」という韓国内の世論に、捜査当局が迎合しちゃったような印象です。司法の判断がどうか冷静に注視したいところです。

球団身売り説の浮上は必至

それで、某民放の情報番組のスタッフからも尋ねられたんですが、「日本の消費者への影響はどうなりそうですか?」が関心の深いところ。「商品パッケージが変わるんでしょうか」と尋ねられた際にはずっこけてしまいましたが(笑)、一番わかりやすい事例として私が挙げて先方が興味を持ったのは、やはり千葉ロッテマリーンズの身売り説でしたね。

ただ、本件は、単に一般的にわかりやすいというだけではなくて、球団の今後を占うことは、Xデー後を展望する意味でも意義はあると思います。夕刊フジの江尻編集委員あたりが本日号で書いてしまう前に先出ししておきますか。

以下は、球団の身売りに関してリアルタイムのインサイダー情報に基づくものではなく、野球記者時代に取材した情報、および、ここまでの公開情報を分析しての「見立て」としてお読みいただきたいのですが、結論からすると、重光家、特に韓国に拠点を移した後も球団経営に意欲的でオーナー代行の座を手放さなかった宏之氏が経営中枢の座を離れるからには、球団の行く末がかなりビミョーになってくるのは間違いありません。

週刊実話(http://wjn.jp/article/detail/8147680/)の記事では、球団が、毎年20億円の赤字を抱えている中で、「武雄氏はこれまで『日本での成功者の証』である球団売却には、頑としてして首を縦に振らなかった」と書いておりますが、これには懐疑的です。というのも、ロッテ球団の成り立ちからして、そもそも前身の親会社・大映の経営難に際し、安倍総理の祖父、岸信介元総理の仲介で球団を支援(今でいう命名権購入)、後に買収という流れだったので熱望しての球界参入だったわけではありません。

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最終更新:9/28(水) 16:30

アゴラ

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