ここから本文です

ドナルド・トランプの虚言癖、討論会でも止まらず うそ常習犯の心理とは?

Forbes JAPAN 9/28(水) 11:00配信

26日に行われた今年の米大統領選初の討論会で、ハフィントン・ポストはドナルド・トランプとヒラリー・クリントンが進行役のレスター・ホルトの質問に対しうそで答えた回数を集計した。最終結果はなんと、トランプが16回、クリントンが0回だった。



メディア各社はクリントンの「信用問題」をこぞって問題視してきたが、トランプは今回の討論会に限らず、日常的にうそを並べ続けている。その内容は多岐にわたるが、特に自身に不都合な事実についての虚言が目立つ。

今討論会はこうしたトランプの虚言癖により、全メディアが両候補の主張に対する事実確認の徹底を約束するという前代未聞の状況となった。事実確認を行うファクトチェッカーたちにこれほど多くの仕事が舞い込んだことは、かつてなかっただろう。今討論会での本当の勝者は彼らファクトチェッカーだったのかもしれない。

トロント・スター紙のダニエル・デール記者は、ツイッターなどを通じてトランプの演説やコメントに含まれるうそについて発信し続けている。そこに列挙されている虚言の数々は目を見張るものばかりだ。断固とした態度で反射的とも思われるうそをつき続けるトランプ氏の姿勢は、通常の選挙戦だったらトップニュースとなること間違いなしで、今年の選挙戦はまさに異常だ。

真っ赤なうそを並べ、真実を突き付けられても主張を決して曲げない人に出会った時、多くの人は相手の心理が全く理解できないだろう。自身の虚言が周囲から問題視されているのにもかかわらず、恥じることもなく自身の主張を貫けるのはなぜなのか。

以下に、こうした心理を解説する専門家の意見をいくつか紹介する。これがトランプに当てはまるかどうかは、読者の判断にゆだねたい。

ウェブサイト「エブリデー・ヘルス」は専門家の見解として、強迫観念に駆られた病的虚言者の心理ははっきりと解明されていないとした上で、「強迫観念や、他者の歓心を買いたいという欲求が、こうした習慣につながっている可能性がある」と説明している。

1/2ページ

最終更新:9/28(水) 11:00

Forbes JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Forbes JAPAN 2017年1月号

株式会社アトミックスメディア

2017年1月号
11月25日(金)発売

890円(税込)

Forbes ID 無料会員登録を受付中!
今ならもれなく電子版最新号をプレゼント

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。