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情報通信機器メーカー内定 立命館大学 柳田 舞さん | 内定者インタビュー

就職ジャーナル 9/29(木) 10:00配信

内定者インタビュー
情報通信機器メーカー内定 立命館大学 柳田 舞さん

就活データ
志望業界:商社、メーカー(素材、部品) 説明会参加:30社(合同企業説明会なし) 先輩訪問:15人(商社10人、メーカー5人) エントリーシート提出:15社 面接:10社 内定:1社 活動費用:約8万7000円(交通費5万円、洋服代5000円、書籍代7000円、外食費2万円、筆記具など雑費5000円。先輩社員との面談で、自宅のある滋賀からの交通費がかさんだ。説明会の合い間はカフェを利用することが多く、飲食費もかかってしまった)
■ 休学を終え復学後に就活を開始。当初から商社とメーカーを志望する

大学2年生の時に、大分県にある外国人留学生が多く在学する立命館アジア大学(APU)に国内留学をしたり、大学●年の●月から2年間休学し、海外で仕事をしたりしました。

 

そのため、大学同期の友人が卒業した年に私は大学3年生として復学し、就活を始めました。まず行ったのは、大学3年の秋のインターンシップ。商社やメーカーに興味を持っていたけれどそれだけにこだわらず、業界大手や有名企業のWebサイトでインターンシップの募集をチェック。職場受け入れ型のインターンシップを探しました。グループワークや説明会形式ではなく、職場受け入れ型にこだわったのは、先輩社員と交流できたり実際の業務について知ることができると思ったからです。

 

そして、大学3年10月に、生命保険会社の5日間のインターンシップに参加。ある課題について、先輩社員にサポートしてもらいながらアセスメント(客観的評価)査定を行うという内容。このインターンシップを通じ、金融業界は自分の志望とは違うと気づきました。自分の働き方を考えた時、グローバルで働きたいというのが大きな軸だったからです。

 

このころに特に私が力を入れたのは、先輩社員に話を聞くこと。いろいろな会社の方に話を聞けるのは、就活を行っている今だけですから。先輩社員は、大学の就職課のOB・OG検索ツールを活用し、男女や勤務地に関係なく、商社や海外拠点を持つメーカーに勤務する方を探しました。

 

直接、先輩にお会いして話をする方がいいのでしょうが、私はすべての方とインターネット電話を活用してやりとりさせていただいたんです。というのも、東京勤務の方に会うには関西からだと時間も費用もかかるし、まして、海外勤務をしている方に会うのも難しい。でも、実際に海外で働く中で感じるリアルな話を聞きたいし、手段を問わなければ多くの先輩とコミュニケーションができると思ったからです。

 

先輩にお聞きしたのは、実際の仕事の中身です。プロジェクトメンバーは何人ぐらいなのか、年齢層などどんな方で構成されているのか、メンバー同士の関係性や雰囲気など、事前に聞きたい質問と私自身の希望する仕事についてメールで送付。その質問にそってやりとりしながら、さらに深く聞きたいことを質問するという感じでした。

 

3月になると、大学内での企業説明会に参加。約2~3週間日替わりでさまざまな企業の方が登壇されましたが、この時も商社、メーカーに絞って参加。学外の合同企業説明会にはあえて、行きませんでした。インターンシップの合同企業説明会に参加したことがあったのですが、企業の説明の時間が短く、学生も多くて、自分の聞きたいことが聞けないと思ったのです。学内だと、大学の授業の合い間に参加できるし、近い距離で話が聞け、説明会終了後に個別に聞きに行くチャンスもあります。

 

さらに、3月には個別の企業説明会にも参加。企業によっては社員が登場し、直接話ができる場合も多かったですね。立命館大学のOB・OGに限定した先輩社員登場の個別説明会なども参加。先輩社員と話をして、商社、メーカーどちらもグローバルに働くチャンスがあるという点で共通していますが、もし、社員になった場合にはどのようなプロジェクトに携われるのか、どのような役割を担うのかという違いについて、実際の経験談からより具体的に理解することができました。どちらも私にとっては魅力に感じましたが、商社の方により興味を持っていました。

■ 先輩社員と交流した印象を基に現在の内定先に決める

大学4年の4月から、いよいよエントリーシートの提出が始まりました。商社、そしてメーカーは機械や精密機器、素材、電機など。インターンシップの選考でエントリーシートを提出していたので、それをベースに作成。ただ、書き進めながら疑問や不安に感じた部分については大学の就職課の方や連絡をとっていた大学の先輩数人に見てもらいました。

 

先輩方から指摘されたのは、私のエントリーシートは、何をしたかという事実ばかりが並び、何でそれをしたのか、どういう思いでやったのかという、私自身の考え方や価値観が伝わらない、ということでした。相手、つまり人事担当者が何を求めているかを考え、長文なら論理的に読みやすく、短文なら伝えたいことだけを書くこと、学生のスタンスではなく社会人が読んでわかる内容にすること、なぜそう判断したか、何を考えていたかを盛り込むようにアドバイスをいただきました。ただ、いろいろな方に聞きすぎて混乱することもあったので、アドバイスをもらう人は絞った方がいいと思います。

 

最終的にエントリーシートを提出したのは15社。応募先を増やすためにやみくもにエントリーシートを提出することはせず、志望業界で本当に行きたいと思った会社に絞ったからです。今考えると、もう少し応募先を広げても良かったかなと思います。私の場合は数を絞って吟味に吟味を重ねましたが、提出しながら軌道修正していくやり方もあるでしょうから。

 

エントリーシートを提出したあとは、個別の企業で大学のOB・OG懇親会があったり、事業を理解するためのワークショップなどがありました。懇親会と思って行ったら、先輩社員2人と私という選考に近いようなものも。のちのち面接にもつながると考え、懇親会でもワークショップでも先輩社員と積極的にコミュニケーションをとってアピール。会社と接点を持てば持つほど、漠然と描いているイメージとのギャップに気づいたり、イメージが具体化するので良かったと思います。例えば、商社の女性総合職はプライベートよりも仕事を優先するタイプと思っていたら、ワークライフバランスをきちんと保ち穏やかで落ち着いた方が多かったというようなことです。自分の中に会社に対する発見や見聞きした情報を多く持つことで、面接での志望動機なども具体化しやすくなると思います。

 

そして、面接が本格的にスタート。ただ、現在の内定先は4月から先輩社員との個別の面談に呼ばれ、複数回、面談がありました。その時点で現在の内定先に絞っていたわけではないので、他社の面接にも臨みました。商社は、1次面接や筆記試験で不合格になったところが多かったです。就活は短期決戦で筆記試験対策に時間を割けなかったので、早めから対策を行っておくべきだと思いました。メーカーは選考が進む中、自分に合う会社をどうやって選ぶのかを考えました。現在の内定先に決めたのは、先輩社員の面談でエントリーシートを細かく添削してくれたり合格するために親身になって応援してくれたこと、入社後も先輩たちが応援しサポートしてくれると思えたこと、自分がそこで働いているイメージが具体的に描けたこと、何より就活を始めた時点から希望していたグローバルな働き方ができること、などが理由です。そして2度の面接を経て、現在の内定先から内々定。選考が続いている企業もありましたが辞退し、就活を終えました。

 

就活を振り返って思うのは、先輩社員が登場する説明会や交流会などは、できる限り参加した方がいいと思います。情報が具体的で、企業に対するイメージが明確化しやすくなりますから。また、同じ時期に就活をする仲間がいたほうがいいです。私は休学していたので、友人は就活を終えている状態。アドバイスはもらえますが、今現在の就活のリアルな情報や悩みの共有などできれば、もっと良かっただろうと思います。就活は終わりが見えない不安やつらさと戦っていくもの。とはいえ、早く終わりたいとあせっても満足のいく就活になるとも思えません。周りに内々定が出始める大学4年の春ごろは不安も大きくなりますが、周囲に流されず、自分を信じて進むことだと思います。

 

 

■ 低学年のときに注力していたことは?

2年間の休学中、オーストリアに8カ月語学留学。さらに、ボランティアで何回か訪れたインドで、留学ではなく仕事をしてみたいと渡航。現地の旅行関係の企業でカスタマーサービスの仕事を経験しました。

 

■ 就活スケジュール

大学3年10月
秋のインターンシップに参加
商社やメーカーを志望していたけれどそれにこだわらず、各企業のWebサイトでインターンシップ募集をチェック。その中で、生命保険会社の5日間のインターンシップを経験。職場受け入れ型の内容で、先輩社員と交流しながら業務の詳しい中身を知る。この経験を基に、金融業界を志望対象からはずす。
大学3年10~2月
先輩社員を訪問
商社とメーカーに絞り、就活を進める。大学の就職課で、志望業界で働く先輩を探し、具体的な業務内容や担当する案件の中身などを聞く。東京や海外で働く方にも話を聞きたかったので、事前に聞いたい内容を送り、先輩との会話はインターネット電話を活用した。
大学4年3月
大学内で行われた企業説明会に参加
2~3週間ぐらい開催された学内説明会。志望の商社とメーカーが登場することがあれば、できる限り参加。合同企業説明会にはあえて、行かなかった。個別の企業説明会、大学限定で内定者が登場する説明会に出席。どういう人が求められるのか、どんな方が活躍するのか、実際に働いている方、内定している方を見たことで明確になり、裁量範囲の大きい総合商社への興味が固まる。
大学4年4月
エントリーシート提出がピーク
総合商社と機械や精密機器、素材、電機などのメーカーなど、本当に行きたいと思う会社15社に限定。インターンシップ応募の時にエントリーシートを書いていたけれど納得のいくものが書けず、大学のキャリアセンターの方や先輩社員にお願いしアドバイスをもらう。何をしたか事実を並べるだけでなく、考え方や価値観が伝わる内容にチェンジ。
大学4年5月
先輩社員との懇親会などイベント参加や面接
エントリーシートを通過した10社で、筆記試験や個別の説明会、さらに大学の先輩社員との懇親会などが行われ参加。さらに、面接が始まる企業も。現在の内定先は先輩社員との面談が続く。多くの先輩社員と交流を持ったことで、現在の内定先を本命企業に決める。
大学4年6月
現在の内定先から内々定
6月初旬に現在の内定先から内々定の連絡をもらい、ほかの選考を辞退して就活を終える。
■ 就活ファッション

入学式の時に着た黒のスカートスーツを就活にも着用。新しく購入したシンプルな白いシャツを合わせた。移動の時には黒のフラットシューズを履き、会社に入る前にヒールの高さ3㎝のプレーンなパンプスに履き替えた。

 

取材・文/森下裕美子 撮影/島並ヒロミ

最終更新:9/29(木) 10:00

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