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まちづくりを担う人材をいかに発掘し育成するか~牧之原市で芽生えた「まちづくり人財増殖チェーン」

政治山 9/29(木) 17:31配信

地域のまちづくりを担う人材をいかに発掘するか

 全国の自治体を巡っていると、「まちづくりに参加してくれる市民がいない」「若い人がまちづくりに参加してくれない」といった言葉をよく耳にします。また、まちづくりの人材を育成するため、ファシリテーションなどの様々な市民向け研修メニューを用意したものの、「参加者を集めるのが大変だ」といった自治体職員の嘆きもよく聞きます。本当に地域にはまちづくりを担ってくれる人材、興味を持ってくれる若者はいないのでしょうか。

 このコラムでは、静岡県牧之原市が西原茂樹市長を中心に実践している「対話による協働のまちづくり」について何度も紹介してきました(コラム第38回)。牧之原市の取り組みのベースになっているのは、「男女協働サロン(以下サロン)」と呼ばれる市民の「対話の場」です。「対話(ダイアローグ)」とは、互いの立脚点を明らかにし、相手を論破するような話し合いである「討論(ディベート)」とは違い、お互いの違いに耳を傾け、意見の多様性を知り、新しい知見を得るような話し合いのスタイルです。

 牧之原市ではこれまで、津波防災まちづくりサロン(コラム:マニフェスト学校「マニフェストを起点とした市民参加と協働のまちづくり」)、地域の絆づくりサロン(コラム第44回)、総合計画策定に向けたサロン、公共施設マネジメントサロン(コラム第42回)、地域リーダー育成プロジェクトサロン(コラム第41回)など、多くの対話の場が設けられてきました。その対話の場の運営を担うのが、研修を受けてファシリテーションのスキルを身に着けた「市民ファシリテーター(コラム第43回)」の皆さんです。

 今回は、牧之原市の「対話による協働のまちづくり」を現場で担ってきた市民ファシリテーターが中心となって「対話の場」「学びの場(研修会)」「実践の場」を有機的につなぐことにより、まちづくりを担う人財の掘り起こしと育成を目指す取り組み、「まちづくり人財増殖チェーン」を紹介します。

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最終更新:9/29(木) 17:31

政治山

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