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あなたを「残念な人」にする「残念なひと言」とは?

NIKKEI STYLE 9/29(木) 19:30配信

■どんな言葉が浮かびますか?

 「残念なひと言」というと、あなたにはどんな言葉が浮かびますか? どのような場面を、イメージするでしょうか?

 場の空気を読まない発言であったり、間違った解釈で、にわか仕込みの知識を披露したり。触れてはいけないことを質問したり、励ますつもりで「上から目線」で会話をしたり。そうした発言がたび重なると、「残念なひと言」にとどまらず、「残念な人」になってしまいかねません。

 口から出た言葉は戻せません。取り繕おうとするほど焦りから失言が生まれ、ますます「残念な人」になってしまいます。自分は心配ないと思うあなたも何気なくつぶやいている「残念なひと言」のせいで、出会いやチャンスを逃がしているかもしれません。

 「残念なひと言」のほとんどは、悪気がなく自覚もないだけに厄介です。なぜその「ひと言」が、相手をイラつかせるか? 不信感をあおるのか? 理由が分かれば、発言を改めるでしょう。そして「残念なひと言」を言いそうになっても、ちょっとした「言い換え」を知っておけば不本意な結果になりません。あなたの、好感度は間違いなく上がります。

■残念な返答「でも」「だって」

 何を尋ねても「でも」「でもねえ」で返してくる人がいます。もっとくだけて「だって」「だってさあ」と、返してくる人もいます。

 たとえば、あなたが「この本は役立つよ」と友人に薦めたときに、「でも……」「でもねえ……」と返されたらどう感じますか?

 「でも」や「しかし」などは、前の発言を否定して反対意見を伝えるときの接続詞ですから、その後に出るのは「必要ないです」とか、「そうは思わない」のような否定的な言葉です。ですから、「でも」が口から出た途端に、あなたは落胆するはずです。「だって」ならば、「そんなの知っている」とか「もう使っている」といった、もっと独りよがりの発言に聞こえるでしょう。

 すべてに共感しなさい、というのではありません。自分の意見を持つのは大切ですが、コミュニュケーションの基本は相手の立場になって考える。相互に理解を示すことですから、言下に否定しないで受け止める。先の例ならば「良さそうですね」「使えそうですね」などと受け止めてから、自分の意見を伝えるといいでしょう。

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最終更新:9/29(木) 19:30

NIKKEI STYLE

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