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好調なケルン大迫はなぜ代表から落選? ハリル監督はその資質を高く評価するも…

Football ZONE web 9/29(木) 18:14配信

「ようやく第2アタッカーとしての位置を確立している」と最近の活躍をチェック

 バヒド・ハリルホジッチ監督はロシアワールドカップ(W杯)最終予選のイラク戦(10月6日)、オーストラリア戦(10月11日)の日本代表を発表した。注目のFWには本田圭佑(ACミラン)、岡崎慎司(レスター)、浅野拓磨(シュツットガルト)ら9月シリーズとほぼ同じメンバーが並んだ一方、ブンデスリーガで2試合連続ゴールを決めた大迫勇也(ケルン)の名はなかった。フランス人指揮官がリストから外した理由とは――。

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 大迫は8月20日のドイツ杯1回戦プロイセン戦で2得点を決めると、ブンデス第4節シャルケ戦ではリーグ戦今季初ゴールをマーク。続く今週末のライプツィヒ戦の前半25分にはペナルティエリア左での鮮やかなターンからニア上を打ち抜き、2試合連続ゴールを決めた。

 第5節終了時点で3勝2分の3位と好スタートを切ったチームの主力として定着しつつある。海外組では本田、岡崎らがスタメンから外れるどころか出場すらままならない試合も続いており、代表復帰も囁かれていた。しかし、ハリルホジッチ監督の決断は招集見送りだった。指揮官は大迫について問われると、以下のようにコメントした。

「大迫ですが、ここ3試合で先発を勝ち取った。そして2得点取った。それを見ましたか?大迫も分析している。数ケ月先発で出られなかった時期があり、ケルンのグループに入っていなかったし、出た時は中盤だった。ようやく第2アタッカーとしての位置を確立している」

招集レターを送付後に大迫が活躍したと示唆

 昨季までの大迫は2列目で使われるケースもあり、“前線の便利屋”としての印象が強かった。それだけにようやくゴールに近いポジションで起用されつつあることを評価しつつ、こう続けている。

「彼ともディスカッションしてきたが、A代表ではFWとしてプレーしてほしい。ようやく(ペナルティエリア内)16メートルに近づくようになってきているし、1年経ってようやく2点取った。もちろん大迫はずっと追跡している。このように続けて欲しい。15日前に海外にはリストを出している。その後に得点を取り始めた。そして、彼のパフォーマンスを続けて欲しい。今のように続けてもらえれば、競争に入れる。ただ、リストにはまだまだ入っていない」

 海外組招集については2週間前に各クラブへ招集レターを送る必要があり、大迫がゴールを挙げたのは招集レターを送った後のタイミングだったと示唆した。とはいえ大迫は相手を背負ってボールを受けられるため、フィジカル勝負に強いオーストラリア戦に向けて招集を考慮してもいいタイミングではあった。好調な大迫を選出外としたハリルホジッチ監督の決断は、10月の2連戦でどのような結果を導き出すのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/29(木) 18:14

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