ここから本文です

AV転落の坂口杏里 母の遺産を3年で使い果たす…転機はホストとの連絡先交換

デイリー新潮 9/29(木) 10:30配信

 その昔、お嫁さんにしたい女優ナンバーワンだった坂口良子が57歳の若さで急逝して3年半。すでにおバカタレントとして売り出していた愛娘、坂口杏里(25)の将来を最後まで心配していたが……。

 ***

 長男の裕太(23)が強姦致傷容疑で逮捕されると、高畑淳子(61)はいみじくも「親はバカなもので」と語った。実際、彼女は「私をネタにしてもいいから爪痕を残しなさい」と裕太を鼓舞していたのだが、坂口良子も長女の杏里に「私の名前をどんどん使いなさい」と助言していたという。揃って親の七光りをわが子に授けようとしていたのだが、過剰な助け舟は往々にして、子供から自立心を奪ってしまいかねない。

 結論を先に言えば、清純派女優として名を馳せたあの坂口良子の愛娘が、成人向けDVD(AV)の道に進んだのだが、坂口は草葉の陰で今、自らの親バカを後悔しているのだろうか。

■娘に仕事を残そうと…

 坂口がミス・セブンティーンに選ばれて芸能界に入ったのは1971年、15歳のときだった。翌年、ドラマ「アイちゃんが行く!」で主演に抜擢されると、アイドル女優として人気が沸騰し、「池中玄太80キロ」(1980年)では大人のかわいさを振りまいた。

 そんな彼女が“地上げの神様”と呼ぶ人もあった19歳年上の田山恒彦氏と結婚したのは86年。89年に長男、91年に杏里を授かるが、94年に離婚している。

「前夫が不動産業で多額の負債を抱え、連帯保証人だった良子さんも40億円もの借金を背負い、自分の家も失った。彼女は女優業で稼いで借金を返しながら、杏里ちゃんを育てたんです」

 芸能レポーターの石川敏男氏はそう語るが、借金は10年ほどで完済。97年ごろからは、プロゴルファーの尾崎健夫(たてお)氏(62)と交際するようになった。

「良子さんが尾崎さんと結婚したのは、結腸がんで亡くなる半年前の2012年8月。15年間も入籍しなかったのは、杏里ちゃんが反対していたからです。良子さんはそれほど杏里ちゃんのことが大事で、08年にデビューした杏里ちゃんが芸能界に残れるかどうかも心配で、慣れないバラエティ番組で積極的に母娘共演を引き受けていた」(同)

 そんな努力が実を結んだか、杏里は一時、“おバカキャラ”でバラエティ番組の常連になったが、それでも13年3月に亡くなるまで、母は娘に「助け舟」を出し続けた。坂口が母娘でイメージキャラクターを務めていた化粧品会社の幹部は、

「亡くなる5日前、坂口さんは尾崎さんと一緒に契約の更新に来られました。体調が悪そうで、エスカレーターを降りると車椅子で帰られた。報道で亡くなられたと知って驚きました」

 と述懐。娘に仕事を残そうと、無理を押して契約を更新したのだ。だが、杏里は徐々に身を持ち崩す。

「母親が亡くなった直後、杏里は親しい知人に“ママが遺してくれた数千万円は使わないで取っておく”と話していました。その知人は今年の7月、久々に連絡を受けて“10万円貸してくれない?”と言われたそうです。遺産は3年で使い果たしたみたいです」(芸能事務所関係者)

■依存体質

 彼女には子供のころからそうした“芽”が見られたという。幼馴染みのひとりが語る。

「瑞恵(杏里の本名)は小学校から成城学園に通っていたけど、小学生のころから学年で1人金髪で、勉強ができなくて高校は内部進学できず、母親もお兄ちゃんも通った堀越に移りました。中学時代からジャニーズ好きで、芸能人の知り合いが多い子に“ジャニーズのタレント、紹介して”と頼んで、断られると激怒し、長文のメールを送りつけるんです。中学のとき、ジャニーズとつながれるという課金サイトに5万円振り込んで、騙し取られたことも。女性アイドルにも貢いでいました。依存体質で、誰かを気に入るとプレゼントしまくるんです。瑞恵の家に遊びに行ったとき、夜におかあさんが帰ってきて、財布から1万円札を10枚ぐらい抜いて、“これでピザでも取って食べてね”と言ったのには驚きました」

 ちなみに、高校時代も、

「瑞恵ちゃんは勉強が全然できなくて、赤点ばっかり取っていたのは印象に残っています」

 と、同級生は振り返る。

■転機は2014年秋

 さて、母親の死後である。杏里は六本木ヒルズレジデンスに住んでいたという。

「あそこは安い部屋でも家賃が月30万円前後するのに、どうして住めるのかと聞くと、“事務所が給料を上げてくれて”と言っていましたけど、事務所の月給は50万円ほどだったはず」

 そう話すのはテレビ局の制作関係者。杏里の生活が大きく変わるのは、2014年の秋。そのころから新宿歌舞伎町のホストクラブWの常連客は、杏里の姿を頻繁に見かけている。

「杏里は信じやすく、ホストから“俺の彼女な”なんて言われると、信じて貢いじゃうし、その後輩のホストにも酒を振るまうんです。支払いは100万円単位でも必ず現金。お気に入りホストK君の誕生日には、500万円のシャンパンタワーをやって、彼を独占したいからと、ほかの客に50万円渡して、店から出て行ってもらっていました」

 続いてボーイズバーへと梯子するのが常で、

「杏里ちゃんは3、4カ月前まではよく来ていました。多いときで10万円くらいかな、現金で払ってた。酔うと“酒早くもって来い”と言ったり、おしぼりを投げたりしていたけど」

 と、ボーイは腫れ物に触るような口調だ。杏里がホストにはまったきっかけを、彼女の旧友が語る。

「歌舞伎町屈指のホストクラブグループが毎年開催する“エアコレ”というイベントが14年8月に行われました。杏里は翌月に公開された主演映画『ハニー・フラッパーズ』の出演陣と一緒に、ファッションショーの審査員として参加。その際、所属事務所の“ホストと連絡先を交換するな”という指示を破って、あるホストに惚れて連絡先を交換し、ホストクラブとの距離が一気に縮まったんです」

 むろん、そんな金遣いが長く続くはずはない。待ち受けていたのは、AV出演という末路だった。

特集「シャンパンタワーから成人向けDVDまで 『坂口良子の愛娘』絵に描いたような転落人生」より

「週刊新潮」2016年9月29日号 掲載

新潮社

最終更新:9/29(木) 12:07

デイリー新潮

記事提供社からのご案内(外部サイト)

デイリー新潮

新潮社

「週刊新潮」毎週木曜日発売
「新潮45」毎月18日発売

「デイリー新潮」は「週刊新潮」と「新潮45」の記事を配信する総合ニュースサイトです。