ここから本文です

ポール・マッカートニーの素顔 小倉智昭が語るザ・ビートルズ

NIKKEI STYLE 9/30(金) 10:00配信

 1970年、ポール・マッカートニーがザ・ビートルズからの「脱退宣言」をして、ビートルズは事実上解散する。解散後、ポールは個人として5度来日してツアーを敢行、その日本公演すべてにキャスター、小倉智昭さん(69)は足を運んでいる。学生時代にベースをやっていたのもポールに憧れたから。そして2013年11月、ついにポールの単独インタビューのチャンスをつかむ。「頭の中が真っ白になった」ほど緊張した小倉さんに対し、ポールは意外な一面を見せた。(聞き手は企業報道部次長 松本和佳)

【インタビュー動画】小倉智昭さん、ビートルズを語る ポールと対面

――ビートルズは66年の来日公演が最初で最後となりました。

 「それっきりよ。翌年にはもう公演をやらなくなって、すぐ解散しちゃった。さすがにショックでした。後でポールに曲作りについて聞いたのだけど、ビートルズは4人が集まって、『ね、ジョン、この曲どう思う』『いいね』なんて言いながら演奏してテープに録音して、曲ができちゃうんだって。その才能たるやすごい。だけど、得るものを得て、好きなことができるようになり、嗜好性が違っていって、女性問題も出てきたら当然、うまくいかなくなるよね」

 「解散の理由はポールとジョンの仲が悪かった、ということが一番大きいでしょう。有名なグループが必ず通る道です。シカゴだとかローリング・ストーンズだとか何十年も続けているバンドはあっても、途中でメンバーが入れ替わっています。初期の生え抜きのまま40年、50年とやっている有名バンドはそうないでしょう」

――ポールの魅力はどこにあるのですか。

 「ポールの魅力か……。当たり前だけど、作詞作曲の能力でしょうね。歌はなんていうのかなあ、哀愁がある。ハートがあるのよ。『僕は譜面は読めないよ』とかいいながらもピアノは弾く、ギターは弾く、オルガンだって何でもやるんだから。すばらしい才能だと思います。僕はポールが大好きだから公演は見逃さないよ。東京公演を4回やるなら全部チケットを買いますね。貴重ですもん。まあ、これで最後、と言われながら何度も来るんですけど(笑)」

 「全日程に行くからいろんなことがわかる。たとえばポールは毎日、ステージの動き方もしゃべることも全部一緒。アドリブもありません。完璧にシナリオがあるようです。『日本が好き。日本にきて歌うのはハッピーになれる』とか、曲の合間にしゃべることも毎回同じ。完璧主義者なのかな」

1/2ページ

最終更新:9/30(金) 10:00

NIKKEI STYLE

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフスタイルに知的な刺激を。
生活情報から仕事、家計管理まで幅広く掲載
トレンド情報や役立つノウハウも提供します
幅広い読者の知的関心にこたえます。

Yahoo!ニュースからのお知らせ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。