ここから本文です

【月報・青学陸上部】2つの寮のシビアな格差。強さの秘密がここに

webスポルティーバ 9/30(金) 7:30配信

極私的! 月報・青学陸上部 第10回

 青山学院大学同窓祭―――。

 9月22日、小雨が降る中、東京・渋谷の青山キャンパスで青山学院大学同窓祭が行なわれた。その中のイベントのひとつに「陸上部応援ステージ」というのがある。箱根駅伝に勝ち、全国区になった陸上部を応援する企画で、昨年も催され、その場で出雲駅伝の登録メンバーが発表された。

【写真】原監督が期待を寄せる1年生、鈴木塁人

 今年は雨のために体育館内で行なわれることになった。出雲駅伝登録メンバーの10名が、部内ではすでに4日前の全体ミーティングで発表されていた。このイベントがそのメンバーの初お披露目になる。イベントを盛り上げ、OBや在校生の愛校心をくすぐる原晋監督らしい楽しい演出だ。

 応援団とチアリーディングのパフォーマンスで盛り上がったところで、原監督と出雲駅伝登録メンバー10名が登壇した。

「出雲で勝てるメンバーです。応援よろしくお願いします」

 原監督が、そう言うと割れんばかりの拍手が起こった。壇上にいる選手たちの表情は、晴れやかで自信に満ちていたが、ちょっと照れくさそうだった。

 同窓祭の前日、青学・相模原キャンパスの陸上競技場で非常に重要な学内TT(タイムトライアル)5000mが行なわれた。

 なぜ、重要なのか。実は、この3日前に出雲駅伝に登録するメンバー10名が発表されている。

■4年生:安藤悠哉、一色恭志、池田生成(きなり)、茂木亮介
■3年生:下田裕太、田村和希
■2年生:梶谷瑠哉、富田浩之
■1年生:鈴木塁人(たかと)、吉田祐也

 全員が夏季選抜合宿の中から選出されており、好調を維持していた選手ばかりだ。1年生の鈴木と吉田も決してサプライズではなく、実力でメンバー入りを勝ち取った。

 ただ、出雲駅伝の最終的な登録人数は8名、本番に出走できる選手は6名だ。この6つの椅子を巡って重要なポイントとなるのが学内TTである。原監督にとっては大会20日前の選手の現状と今後の状態、本番での出走を見極める意味があり、選手にとってはここでタイムと結果を出せば、出雲を走る可能性が限りなく高くなる。それゆえある意味、普通の大会よりも熱いガチンコ勝負なのだ。

 気温は22℃、時折吹く風が心地よい。

「涼しくて最高のコンディション。いいタイムが出そうだけど、今回は内容と結果。どれだけ積極的に前に出て勝てるかでしょう」

 原監督がポイントを挙げた。

1/4ページ

最終更新:9/30(金) 7:30

webスポルティーバ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
11月10日発売

定価 本体1,389円+税

フィギュアスケート特集
『羽生結弦 未来を創る人』
■羽生結弦 インタビュー、エッセイ
■羽生結弦 フォトギャラリー

Yahoo!ニュースからのお知らせ