ここから本文です

新しくなった東京都写真美術館で『杉本博司 ロスト・ヒューマン』開催中!

Casa BRUTUS.com 9/30(金) 21:00配信

総合開館20周年の節目の年に、約2年間の改修を終えて再開館する東京都写真美術館。リニューアルを記念して開かれるのが、この個展だ。

展覧会のテーマは「人類と文明の終焉」。展示は「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」というテキストとともに、杉本自身の作品と彼のコレクションによって33のシナリオを提示するインスタレーションから始まる。ハリケーンで水没した杉本の写真、古代の生物の化石、アポロ11号の宇宙食など独自の審美眼でセレクトされたオブジェが、我々の文明がいかにして滅ぶのかという物語を紡ぐ。

世界初公開の〈廃墟劇場〉は閉鎖されたアメリカ各地の映画館で映画を1本上映する間露光したもの。廃墟と化した室内装飾に、空間に蓄積した時間がにじみ出る。京都の蓮華王院本堂(通称・三十三間堂)の千手観音は平安末期、末法と呼ばれた時代に建立された。展示の最後に現れる〈仏の海〉が仏の救いを希求する人々の心を表す。

〈東京都写真美術館〉

東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内 TEL 03 3280 0099。~11月13日。10時~18時(木・金~20時)。月曜休。(9月19日・10月10日は開館、翌火曜休)。1,000円。

text_Naoko Aono

最終更新:9/30(金) 21:00

Casa BRUTUS.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。