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「NASAが『これから星占いは13星座で』と認めた」という事実は認められない

WIRED.jp 9/30(金) 17:58配信

「黄道十二星座」は、実は「十三星座」だった──。つい先日、米国ではこんなニュースがネットを中心に話題となった。話題は後れて日本にも飛び火し、そしてやがて「デマ」だと訂正された。

【「星座が変わる」と騒いだメディアの報道に対するNASAのツイートはこちら】

そもそもの情報元は、NASAや米ジェット推進研究所(JPL:Jet Propulsion Laboratory)らの共同事業で運営されている教育サイト「NASA Space Place」だった。

このウェブサイトでは、天球の黄道上にある星座は12個と考えられてきたが実は13個だと明言されている。つまり、11月29日~12月17日生まれの人たちの身の回りで起きていることは、13番目の星座「へびつかい座」の導きだったということだ。

へびつかい座の追加は、バビロニア時代に成立した西洋占星術の「黄道十二宮」に明白かつ広範な影響を及ぼす。へびづかい座が加わることで、残りの12星座すべての期間が変化するからだ(13星座占いの考え自体は以前から認識されている)。

『Yahoo News』によれば、13星座のカレンダーは以下の通りだ。
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やぎ座:1月20日~2月16日
みずがめ座:2月16日~3月11日
うお座:3月11日~4月18日
おひつじ座:4月18日~5月13日
おうし座:5月13日~6月21日
ふたご座:6月21日~7月20日
蟹座:7月20日~8月10日
獅子座:8月10日~9月16日
おとめ座:9月16日~10月30日
てんびん座:10月30日~11月23日
さそり座:11月23日~11月29日
へびつかい座:11月29日~12月17日
射手座:12月17日~1月20日
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と、ここまでが一連の顛末だが、自分のアイデンティティの一部であるかのようにとらえていた星座が、ひょっとしたらまったく違うものかもしれないというのは愉快な気持ちのするものだ。なんといっても、自分がこれまでの生涯を通して信じてきた「性格診断」も「運命の人」も、まったく違う星の下の他人のものかもしれないというのだから。

最終更新:9/30(金) 17:58

WIRED.jp

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