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いつかは欲しい名作椅子。紙模型で作ってみませんか?

Casa BRUTUS.com 9/30(金) 22:00配信

自ら“紙ものオタク”と称すデザイナーの安積朋子が、名作椅子と空間を紙模型で再現するシリーズを発表。ロンドンのスタジオにて、その制作の経緯を聞いた。

ロンドンをベースに、家具や内装のデザインで国際的に活躍する安積朋子さん。アーコールから発表した近作《フロー》など、時代を超える秀作を発表するなか、紙もの好きが高じて始めたというのが、名作椅子を16分の1の紙模型で再現するシリーズだ。「茶室などの設計図と言える“起こし絵”やペーパークラフトとジオラマを合わせた“立版古”など、日本には紙で立体を表現する手法が古くからあり、建築学生時代から興味を持っていました。この模型シリーズも福永紙工の高度な技術によって実現したものです」。 ミニ椅子組み立てキットはハガキサイズにきれいに収まっている。

「初心者向けのシェーカーチェアから、上級者向けのメッツァードロスツールまで、8種の椅子を発表したところです」。背景のインテリアにこだわっているのもミソ。ウェブサイトでは組み立て方の詳細が見られるほか、テーブルなど関連グッズも無料ダウンロードできる。

「グッズなどは随時追加する予定。また、プレゼントする相手の全身写真を縮小して一緒に渡すと喜ばれますよ」とのことで、この方法も安積さんのお父さんをモデルにしてウェブサイトで説明がある。

「作業を通して学ぶところも多々あります。版権処理は手間ですが、友人だと話が早い。ジャスパー・モリソンは許可だけでなく図面も無料提供してくれました」

今後1年に4脚、25年で100脚を紙模型化するのが目標とか。

「各作品の短い説明も日本語と英語で付け、椅子のデザイン史が語れるような展開にできればと思っています」。コレは作ってみたい!

One to Sixteen

背景付きの組み立てセットは全8種。各1,161円。

text_Megumi Yamashita editor_Yuka Uchida

最終更新:9/30(金) 22:00

Casa BRUTUS.com