ここから本文です

アウディ新型SUV「Q5」を発表──フルモデルチェンジし2代目へと進化

GQ JAPAN 9/30(金) 22:01配信

アウディは開催中のパリモーターショー(パリ・サロン)で、ミッドサイズの新型SUV「Q5」を発表した。

【アウディ新型SUV「Q5」の動画とフォトギャラリーはこちら】

2008年に初代モデルがデビューして以来、DセグメントSUVのカテゴリーでヒットを博したアウディ Q5が、2016年9月29日のプレスディから開幕したパリ・サロン2016において、2代目への進化をお披露目することになった。

新型Q5の寸法は全長4.66メートル、全幅1.89メートル、全高1.66メートル、ホイールベース2.82メートル。すわなち、従来型と比べると事実上すべてのサイズが大きくなっているものの、高張力スティールとアルミニウム合金を組み合わせたインテリジェントな複合構造の軽量プラットフォーム「MLB Evo」の採用などによって、最大90kgのダイエットに成功したという。

また、ルーフ形状の最適化などの方策でCd値0.30(4気筒エンジン搭載モデル)を達成するなど、アウディ長年の伝統にしたがってエアロダイナミクスのリファインにも力が入れられている。ボディデザインでは、優雅なカーブと力強いアンダーカットを形成するショルダーラインが先代と見分ける主要なデザイン要素だ。

加えて、より彫刻的な造形となったシングルフレームグリルが特徴的なフロントエンドには、LEDまたは高輝度のマトリクスLEDテクノロジーを用いたヘッドライトを設定。マトリクスLED仕様車にはダイナミックターンシグナルが内蔵される。テールライトも、オプションでダイナミックターンシグナルを装備することができるという。

パワーユニットはディーゼルを中核とする総計5種を用意。まずディーゼルは最高出力150ps/163ps/190psという3つのスペックからなる「2.0 TDI」に加え、シリーズ最高性能バージョンとして最高出力286ps、最大トルク63.2kgmを発生する「3.0 TDI」も設定される。一方ガソリンエンジン版は、252psの最高出力と6.8リッター/100km(≒リッター当たり14.7km)という燃費性能を両立した直噴ターボ「2.0 TFSI」のみが用意されているとのことである。

また、アウディ自慢の省燃費技術「ultraテクノロジー」を導入した新しい「クワトロ」AWDシステムを、163ps/190ps仕様の2.0TDI搭載車および2.0TFSI搭載車に標準装備。150ps仕様の2.0TDI搭載車にはオプションで採用するのも今回のフルチェンジの大きなトピック。後輪への駆動力伝達が不要な場合はリアアクスルを駆動系から切り離し、燃費効率の改善を図ったとされる。

さらに同時に運動性能も重視しており、FWD車とクワトロの双方にトルクベクタリング機構を用意するほか、最上級モデルとなる3.0TDI搭載モデルでは必要に応じて左右後輪間の駆動トルクを可変制御する「スポーツディファレンシャル」も選択可能としている。

サスペンションは新開発の5リンク式で、ダンパーコントロール付きサスペンションとアダプティブエアサスペンションの2種類を用意。ともにダンパーの減衰力が調整可能で、後者には5段階の車高調整機能も備わる。同じく新開発された電動パワーステアリングも採用されるほか、全モデルに標準搭載される「アウディ ドライブセレクト」によって、ドライバーは7つの運転モードから選択可能とされる。

さらに新型Q5では「パーソナル ルートアシスト」を組み入れたナビゲーションシステムや「アウディコネクト」に代表される当代最新のインフォテイメント系装備を満載するほか、高解像度の12.3インチスクリーン上に、鮮明なグラフィックを映し出す「アウディ バーチャルコクピット」もオプションながら選択可能。

こちらも「セグメントをリード」と自認するドライバーアシスタンスおよびセーフティシステムもふんだんに用意されるなど、これまでにもまして先進性をアピールしたSUVへと格段の進化を果たした模様である。

新型アウディQ5は、メキシコに建設した新工場で製造。ドイツおよびほかのヨーロッパ諸国では、2017年初頭から販売が開始される予定とのこと。日本でも、正規導入が望まれる1台だ。

文・武田公実

最終更新:9/30(金) 22:04

GQ JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

GQ JAPAN

コンデナスト・ジャパン

2017年1月号
2016年11月24日発売

600円(税込)

2016年の男達「MEN OF THE YEAR 2016」発表!/世界のリーダー総決算!今年のビジネスを読み解く、ランキング30/森星の1日、イットガールを追いかけて

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。