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「Bリーグ」から「Jリーグ」が学べること。Jにも言える“スター不在”の状況で観客の心を掴むには?

SOCCER DIGEST Web 9/30(金) 22:32配信

LEDを敷き詰めたコートよりも衝撃だった「フリフラ」の演出効果。

 おったまげた。
 
 9月22日に東京代々木第一体育館で華々しく幕を開けたBリーグ、アルバルク東京対琉球ゴールデンキングスの一戦。その演出は同リーグのスローガンである「BREAK THE BORDER」にふさわしい、観る者の想像を軽く鮮やかに超えた素晴らしいものだった。
 
 史上初のLEDを敷き詰めたコートが話題を集めた。もうひとつ、観客全員にプレゼントされた「フリフラ」の効果もまた衝撃的だった。手首に巻ける発光LEDで、「座席についたら、フリフラを手首にしっかり巻いてスイッチを入れてください」と、係員が呼びかけていた。
 
 この時点では、なるほど、スタンドが青一色で染まる演出をするんだな、と思った。実際、フリフラをはめた観客が座席に着くと、スタンド全体が青く染まる。それだけでも十分美しい光景だった。
 
 試合開始30分前、開幕セレモニーが始まる。そして音楽が鳴り出すと、そのリズムに合わせて、客席のフリフラが様々な色に変わり、スタンドの右から左に光の波が流れたり、数千人単位のブロックごとに赤や緑に点滅したりする。LEDコートと呼応し、スタンド全体が光の海のショーと化したのだ。
 
 スポーツイベントで、この手首に巻くフリフラが扱われたのは史上初。その運用は無線でコントロールされていた。なので、もう少し広い会場になってしまうと統率するのは難しく、代々木第一体育館のサイズと条件を最大限に生かした演出効果と言えた。スポーツとショーを融合させるバスケットボールならではの醍醐味を、まさに常識を超えた形で表現していた。
 
 試合のほうも第4クォーターに琉球のマクヘンリーのダンクシュートで稲妻が走ったかのように会場全体に衝撃が走り、雰囲気が一変。第3クォーターまで10点以上のリードを許していた琉球が、ラスト30秒の時点でアルバルク東京に3点差まで詰め寄るハラハラドキドキの展開となった。最後は総合力で上回るアルバルク東京が意地を見せ、80-75で勝利を収めた。
 

チアリーダー、“フリフラ”、タイムアウトの様子などの写真も、オリジナル版では紹介!

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最終更新:9/30(金) 22:32

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