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映画『CUTIE HONEY -TEARS-』原作の永井 豪に聞いた"時代を先読みすること""常識を疑うこと"

ローリングストーン日本版 9/30(金) 17:00配信

バイオレンス、エロス、SFからナンセンスギャグ、シリアスストーリーまで、ジャンルの壁を飛び越えて縦横無尽に作品を生み出してきたマンガ家、永井 豪。1973年から連載が開始された『キューティーハニー』が、現在隆盛を極める"戦うヒロイン"の嚆矢となっているのは言うまでもない。また新たな映画作品『CUTIE HONEY -TEARS-』となって結実したハニー、その原作者に聞いた"時代を先読みすること"、そして"常識を疑うこと"。

【写真・動画あり】映画『CUTIE HONEY -TEARS-』原作の永井 豪に聞いた"時代を先読みすること""常識を疑うこと"

―実写映画化は2004年に続き2度目となりますが、今回の作品をご覧になった感想はいかがでした?

すごく楽しめました。原作のハニーとはだいぶイメージがちがいますが、キャラクターのポリシーはしっかりと出してくれていて。まったく新しい世界観で作られているので、自分もいち映画ファンとして面白く観ました。

―これまでとちがうと言えば、変身シーンもマンガやアニメで親しんだものとはかなり異なっています。一旦服がちぎれたりするものではなく、光の粒子が集まってきて変身するといった具合で、恒例の掛け声である"ハニーフラッシュ"も今回は登場しません。また、キューティーハニーに変身した際のスーツもまた新しいデザインになっています。

僕はいろんなハニーの変身があっていいと思ってるんです。今回の変身シーンに関しては、昔はああいうことができなかったんですけど、CGのおかげでできるようなって。新しいものを観せてもらって、自分的には大喜びです。スーツに関しても、僕自身はどんな姿でもかまわないんですね。今はダークなイメージのヒーローやヒロインが流行ってきていますので、今回のハニーはそういう流れにあってるかなと思います。

―永井先生は映像化にあたって、注文されたりするほうですか。

いつもそうですが、今回も最初からいっさい口は出しませんでした。どうぞ、お好きに料理してくださいという感じで。自分の描くマンガと、映画やアニメは別ものだと思っているんです。だから余計なことをいうより、監督がお好きなように作ってくださいと。こちらから制限すると、自分の作品には近くなるかもしれませんが、監督の好みが出せないかもしれませんし。作り手が面白がって作るのがいちばんだと僕自身は思ってるんです。

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最終更新:9/30(金) 17:00

ローリングストーン日本版

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