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鳩山ファミリー5代目、二郎氏の“学歴”

デイリー新潮 9/30(金) 11:00配信

 売り家と唐様で書く三代目――名家も代替わりすれば零落するものと川柳にあるが、鳩山二郎氏(37)が当選すれば国政を担ってきたファミリーの五代目を引き継ぐことになる。が、その学歴はというと、名門・鳩山家の先達とはずいぶん違うのだ。

 10月23日に投開票が行われる衆院福岡6区の補選は、二郎氏と蔵内謙氏(35)の一騎打ちとなっているが、下馬評は鳩山氏が圧倒的である。

「9月10日、11日に自民党本部が実施した世論調査では、50%近くの支持を集める二郎氏に対し、蔵内氏は15%。蔵内陣営は追い上げに必死ですが、両者の差はなかなか縮まりません。やはり、父・邦夫氏の弔い合戦のイメージが強いですからね」(政治部記者)

 当選すれば、五代続けての国会議員誕生となるわけだが、加えて鳩山家といえば、高祖父の和夫氏から代々東大卒の秀才が輩出してきた家柄。もっとも、それは邦夫氏までのことで、長男の太郎氏(元都議)は早稲田、長女の華子氏は慶応卒。これとて、名門であることに変わりはないが、当の二郎氏のプロフィールには、

〈杏林大学社会科学部(現・総合政策学部)卒業〉

 とある。さらに、その前の学歴を見ると、鳩山ファミリーのDNAを受け継いでいる末裔にしては異色なのだ。

「二郎さんは青山学院初等部から高等部に進んだのですが、高3の時になぜか中退。単身、オーストラリアのサウスポートスクールに留学し、帰国後、杏林大学に入学するのです」(鳩山家の関係者)

 ちなみに、同大は医学部の名門校として知られているが、総合政策学部は偏差値35(総合政策学科)。いわゆる「Fランク」と呼ばれており、偏差値の算出が難しいレベルなのだという。

■大学には行こう

 故鳩山邦夫氏の元秘書が言う。

「鳩山家は曾祖父の一郎さん、祖父の威一郎さん、そして邦夫さんと、東大法学部卒が続いてきたから子供たちにもプレッシャーがあるのです。太郎さんも長男として東大を目指したこともありましたが、2浪して早稲田の政経に入った。兄の苦労を間近で見ていた二郎さんは、自分は違う道をと考えたのだと思います」

 一方、兄の太郎氏によると、

「二郎が留学したのは、政治家になるには海外を見ておかないとマイナスだと考えたから。勉強もそれなりに出来ていたので(中退して留学した)彼の勇気には驚いたものです」

 大学を出ると同大の大学院に進んだ二郎氏は、福岡6区から出馬する父親の秘書になるために中退。3年前には初出馬ながら前職と元職の市長などを破って大川市の最年少市長となった。ご本人に自身の学歴について聞くと、苦笑いしながら言うのだ。

「(杏林大学を選んだのは)学校名にまったく執着していなかったんです。日本に戻ったのは親父が都知事選に出馬した時でしたが、“大学には行こう”と思ったぐらいで……」

 ライバルの蔵内氏は「北テキサス大学中退」とあって、学力対決は判定不能。とまれ、「鳩山」の名に比べれば、東大卒もおまけみたいなものなのか。

「ワイド特集 ワケありの人物」より

「週刊新潮」2016年9月29日号 掲載

新潮社

最終更新:10/4(火) 14:56

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