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「有機農業で脱・貧困」 社会変革の旗手、ミャンマーへ

オルタナ 10/1(土) 6:00配信

就職活動で、「ソーシャルビジネス」を決め手に会社を選んだ若者がいる。企業の知名度や規模ではなく、社会問題の解決に挑みたいと門を叩いた。彼/彼女たちはなぜ社会問題に関心を持ったのか。期待と不安が混ざった社会起業家の卵たちの素顔を追う。

この特集では、社会起業家のプラットフォームを目指すボーダレス・ジャパン(東京・新宿)に就職した若者たちにインタビューしていく。同社は、「ソーシャルビジネスしかやらない会社」と宣言し、11の事業を展開。若手社員の育成にも力を入れており、早い時期から裁量権の大きなプロジェクトを経験させ、新規事業には最低3000万円の投資を行う。

インタビューでは、社会問題に関心を持ったきっかけや、入社後に経験したプロジェクトのこと、そしてプライベートな質問まで投げかけた。

第四弾は、新卒入社3年目、BORDERLESS FARM社 社長の田崎沙綾香さん。田崎さんは、入社4カ月で単身ミャンマーに渡り、事業を立ち上げた経歴を持つ。もともと貧困農家に課題を持っており、入社後はオーガニックハーブ商品を販売する「AMOMA」社に配属された。この商品のオーガニックハーブは、途上国の貧困農家からフェアトレードで仕入れている。

この事業を拡大するため、入社4カ月で、ミャンマー・リンレイ村に移った。この村の貧困農家からオーガニックハーブを仕入れ、収入向上につなげた。

いまでは同社は、「妊娠・授乳期特有の症状に悩む母親」のためのハーブティー・アロマオイルで年商10億円に迫る。

同社と契約を結ぶリンレイ村の農家数も95に増えた。そこで、ハーブだけでなく、もとからリンレイ村にある植物や、育てやすい作物なども作った方が収入の改善になると考え、今年8月、AMOMAから独立し、新たに「BORDERLESS FARM」社を立ち上げた。

このインタビューでは、学生時代の経験、プロジェクトの立ち上げから独立までの経緯、そして現在契約を結ぶ95の農家と何を目指すのか質問した。田崎さんは入社後、すぐに異国の地へ渡り、事業を立ち上げた人物。社会的課題を解決する新規事業を考えている人には必見のノウハウを聞くことができた。

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最終更新:10/4(火) 10:47

オルタナ

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