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一生働かなくても生活できるお金を手に入れたら何をする?

@DIME 10/1(土) 10:19配信

 日々の生活の大部分を占める「仕事」。生活していくために決して避けては通れないものだが、もし仮に、一生働かなくても生活できるくらいのお金を手に入れたとき、社会人はどのような選択をするのだろうか。そこから、仕事に対して感じている意義なども見えてくるかもしれない。

オウチーノ総研が昨年、20~59歳の就労中男女1731名を対象に「『仕事』に関するアンケート調査」を行なったところ、「仮に、一生働かなくても生活できるくらいのお金を手に入れたとしたら、何をしますか?」という質問に対し、「旅をする」が45.6%、「今と同じ仕事をする」が33.0%、「趣味・習い事をする」が19.3%、「投資する」が15.7%、「今とは違う仕事をする」が15.0%、「田舎暮らしをする」が10.1%、「勉強・留学・資格取得をする」が9.4%、「海外移住をする」が8.6%、「起業・開業する」が7.7%、「ボランティアをする」が6.8%、「主婦・主夫になる」が4.4%、「その他」が7.2%という結果になった。また、48.1%が「今と同じ仕事をする」、「今とは違う仕事をする」、「起業・開業をする」のいずれかを選択し、働く必要がなくても働き続けたいと考えていることがわかった。

■3人に1人が、仮に一生働かずに生活できても「今と同じ仕事をする」と回答

 はじめに、「仮に、一生働かなくても生活できるくらいのお金を手に入れたとしたら、何をしますか?」と聞いた結果、「旅をする」が45.6%、「今と同じ仕事をする」が33.0%、「趣味・習い事をする」が19.3%、「投資をする」が15.7%、「今とは違う仕事をする」が15.0%、「田舎暮らしをする」が10.1%、「勉強・留学・資格取得をする」が9.4%、「海外移住をする」が8.6%、「起業・開業する」が7.7%、「ボランティアをする」が6.8%、「主婦・主夫になる」が4.4%、「その他」が7.2%だった。

 ちなみに年代別に見ると、「旅をする」は20代が39.3%、30代が44.5%、40代が45.9%、50代が52.9%。「今と同じ仕事をする」は20代が29.2%、30代が31.4%、40代が35.3%、50代が36.1%。「趣味・習い事をする」は20代が19.8%、30代が15.4%、40代が21.6%、50代が20.5%となっている。

■48.1%は、働く必要がなくても「働きたい」と回答

 今回の調査では、48.1%が「今と同じ仕事をする」、「今とは違う仕事をする」、「起業・開業をする」のいずれかを選択した。つまり約半数が、仮に一生働かずに生活できても、働き続けたいと考えていることが分かった。

「今と同じ仕事をする」と回答した人からは、「残業せず、プライベートを満喫しながら続けたい」という声が最も多かった。他には「出世や給与のことを考えず、気楽に働きたい」や「今と同じ生活を送りたい」などの声も聞かれた。「今と同じ仕事をする」と回答した人にその理由を聞くと、「今の仕事が好きだから、合っているから」が最も多く、具体的には、「今の仕事が好きだし職場の人間関係も良好だから」(33歳/女性/会社員)や「今の仕事には、金銭面以外にもやる意義を感じているから」(36歳/男性/会社員)。

 次いで、「今の生活スタイルを壊したくないから」が多く、例えば、「生活のリズムは崩したくないから」(29歳/女性/会社員)や「人間関係をそのまま保ちたいから」(46歳/女性/会社員)などの声が挙がった。他には、「働かないとだらけた人生になりそうだから」(45歳/女性/会社員)、「クビ、失敗を恐れて普段はできないチャレンジもできそうだから」(35歳/男性/会社員)、「生活がかかっていなければ、自分のペースで働けるから」(49歳/女性/自営業)などの回答が寄せられた。

 次に、「今とは違う仕事をする」では、「パート・アルバイトや時短勤務で働きたい」や「やりたかった仕事に就きたい」という声が多かった。理由としては「今の仕事は合っていないから・辛いから」が最も多く、具体的には「今の仕事はサービス残業が多く、定時を過ぎても拘束されるのが当たり前になっているから」(28歳/女性/会社員)や「今は収入面を考えて仕事を選んでいるが、本当は自分の好きなことを自分のペースでやりたいから」(30歳/女性/会社員)。

 続いて、「夢、憧れの仕事があるから」が多く、「自分がやりたかった仕事にとにかくこだわりたいから」(49歳/男性/会社員)などが挙がった。そして次に多かった、「社会との繋がりは必要だから」では、「全く仕事をしないとお金の価値観がおかしくなるから」(43歳/女性/自営業)や「社会と繋がっていたいし、ある程度のストレスは大切だと思うから」(37歳/男性/会社員)などが具体的に挙がった。

「起業・開業する」では、「趣味を活かして起業したい」や「自分のお店を持ってみたい」という声が多かった。理由は、「やりたいことがあるから」が最も多く、具体的には「自分の好きな仕事、やりたい仕事に集中するため」(45歳/男性/会社員)などが挙がった。次に、「社会貢献のため」が多く、例えば「リストラされたシニアの受け皿を作って社会に貢献したいから」(58歳/男性/自営業)や「不幸なペットを引き取り、飼育・引き取り先を探す施設を建設したいから」(44歳/女性/会社員)との回答が注目される。

■仕事による時間的・経済的制約で、諦めていることがある人は多い。

 今回の調査で、最も多くの人が選択したのは「旅をする」だった。その理由を聞くと、「今は時間がないから」が最も多く、具体的には、「長期休暇を取ることができる状況でないとできないことだから」(35歳/男性/会社員)や「なかなかまとまった時間が取れず、のんびりと観光する時間がないから」(28歳/男性/会社員)などが挙がった。次いで「今は金銭的余裕がないから」が多く、例えば、「お金があれば仕事を長期間休めるから」(30歳/女性/会社員)や「お金があるなら世界中を見てみたい」(29歳/男性/会社員)といった声が聞かれた。

「今は時間がないから」や「今は金銭的余裕がないから」という理由は、「趣味・習い事をする」でも同様に多く挙がった。具体的には、「時間がかかる趣味にじっくりと取り組みたかったから」(39歳/女性/会社員)や「時間とお金がなく、延ばし延ばしになっているから」(33歳/女性/会社員)、「今は、趣味の道具をかなり妥協して調達しているから」(40歳/男性/会社員)などが挙がった。仕事・プライベート問わず、仕事の時間的、金銭的制約により何かを諦めている人が多いことが分かった。

 一方で、半数近くが働く必要がなくても働き続けたいと考えており、社会人にとっての「仕事」は、収入以上の意義があるようだ。

■調査概要
・有効回答 首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の20~59歳、就労中男女1,731名
・調査方法 インターネットによるアンケート調査
・調査期間 2015年6月12日~6月19日

文/編集部

@DIME編集部

最終更新:10/1(土) 10:24

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