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勢いが止まらない!新海誠監督作品『君の名は。』その人気の秘密は?

ロケーションジャパン 10/1(土) 11:25配信

自主制作アニメとしては前代未聞のクオリティで世間を驚かせた『ほしのこえ』から始まり、次々にヒット作を生み出してきた新海誠監督の最新作『君の名は。』。


8月26日に公開以降、順調に動員を伸ばし、公開後ひと月たたないうちに劇場興行収入は100億円を突破、リピーターや評判を聞きつけた人も劇場に殺到し、今なお多くの劇場が満席という状況だ。
老若男女の心を鷲掴みにしている、その人気の秘密とは…?


本作は新海作品としては大規模な全国展開をしている点が、今までとは大きく異なる。

主人公二人の声を演じるのは、新海誠作品を愛してやまない神木隆之介と「何百人に出会っても彼女しかいない」と監督をして言わしめた、上白石萌音。


特に神木は「神木君は僕でも知らない(新海誠作品の)事を知っているから、会う前には予習をしないと」と監督が言う程の新海フリーク。本作では男女入れ替えのシーンなどがあり、技術・精神面で高い水準を求められるが、その期待に十二分に応えている。


新海作品の魅力・微細な心情描写と美麗な美術は変わらず健在で、舞台の公表はされていないが、実在の土地をモデルに描かれた精密な背景が多数登場し、その再現性の高さから舞台を推測できる場所も多い。


本作のひとつの舞台・東京では、新宿・代々木・千駄ヶ谷・渋谷周辺などを緻密に再現。

知っている人なら「あそこだ!」とピンとくる場所ばかり。
また、もうひとつの舞台・糸守町は架空の町だが、「あそこがモデルなのでは?」とあたりをつけるファンも多いとか。主人公が、糸守町に向かう途中の町として、岐阜県飛騨市も登場し、劇中ではご当地グルメの高山ラーメンを食べるシーンも登場する。


心が入れ替わり、お互い見たことのない風景の中で出会い、そして、お互いを探す瀧と三葉と同じように、多くの人が聖地巡礼をしている。


映画の感動を現実でも味わえる聖地巡礼は、映画好きとしては何よりの楽しみ。しかし、そこで忘れてはいけないのが、新海監督が風景描写に力を入れる理由だ。


自らが困難な時期に風景の美しさに救われてきたからこそ、精緻な風景を描く新海監督。そこには、風景への賛美と感謝の気持ちがある。その想いも一緒に胸に抱いて訪れることが、新海作品・聖地巡礼の醍醐味と言えるだろう。


8月15日に発売した、ロケーションジャパン76号では、「アニメが愛した風景」としてアニメ特集を行っている。もちろん『君の名は。』も特集。東京と、架空の町・糸守町、そして途中訪れた岐阜県飛騨市のそれぞれの比較をしながら、双方の魅力を紹介している。また同号には、本作で瀧を演じた神木隆之介が、新海監督の以前の作品『言の葉の庭』について語るインタビューも掲載されている。新海誠作品への、熱い想いを感じられる内容だ。『君の名は。』ファンは要チェック!


『君の名は。』の公開後、聖地巡礼の勢いも合わせて話題になっているが、本作は今後台湾・香港・韓国など、世界での公開を予定しており、今後、海外ファンも聖地を訪れることが予想される。くれぐれもマナーを守り、聖地巡礼を行いたいものだ。

(ロケーションジャパン)



『君の名は。』
監督・脚本:新海誠 
作画監督:安藤雅司 
キャラクターデザイン:田中将賀
音楽:RADWIMPS 
声の出演:神木隆之介、
上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:東宝
大好評公開中
(C)2016「君の名は。」製作委員会
http://www.kiminona.com/index.html


STORY
『君の名は。』
山深い田舎町で刺激のない毎日を送る女子高生・三葉と、都会に住む男子高生・瀧。ある日、二人の心と身体が夢の中で入れ替わる!
千年ぶりの彗星の到来に湧く日本で二人の運命が交錯する。

最終更新:10/1(土) 12:13

ロケーションジャパン

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