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真田幸村(信繁)雌伏の地!訪ねてみたい和歌山・高野山周辺の寺社スポット4選

サライ.jp 10/1(土) 8:50配信

NHKで放映中の大河ドラマ『真田丸』もいよいよ大詰めを迎えています。主人公・真田幸村(信繁)雌伏(しふく)の舞台となった地・高野山と九度山周辺にある、真田ゆかりのスポットを訪ねる和歌山の旅。前回に続き今回は、高野山周辺に点在する訪ねてみたい古社寺をご紹介します。

■1:高野山

標高約900mの山上に築かれた高野山。言わずと知れた、弘法大師・空海によって開かれた真言密教の聖地です。

まず訪ねたいのが、一の橋から御廟までの参道・奥之院です。織田信長、豊臣秀吉、石田三成、武田信玄、上杉謙信ら名だたる戦国武将の墓碑・供養塔が立ちます。その数は20万基以上。老杉が生い茂る清浄な空間に、敵味方関係なく、静かに眠っています。

さらにここには、秀吉の朝鮮出兵で戦死した兵を敵味方の隔てなく供養する高麗陣敵味方戦死者供養碑など、戦争や震災の慰霊塔もあります。奥之院は、すべての人にとっての安息の地、平和を祈る地なのです。

総本山である金剛峯寺、根本道場である壇上伽藍、昨年再建された中門、結界のシンボルである大門など、じっくりと巡ってみてください。

【高野山】
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山
電話:0736-56-2011(高野山真言宗総本山金剛峯寺)

■2:丹生都比売(にうつひめ)神社

紀伊国一之宮の丹生都比売神社は1700年以上前に創建されたと伝わる古社です。空海に高野山を授けた丹生都比売大神と、その御子である高野御子大神らを祀っています。

豊かな自然のなかにあり、淀姫の寄進と伝わる朱塗りの太鼓橋や、やはり朱に輝く本殿などがあり、魔除けの力がある強い女神として信仰されてきました。

高野山参詣の前に、僧侶を始め多くの武将も参拝したということですから、きっと真田幸村も参拝していたことでしょう。「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されています。

【丹生都比売(にうつひめ)神社】
住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
電話:0736-26-0102

■立ち寄りスポット:天野和み処 Cafe客殿

丹生都比売神社近く、神社の19軒の社家のうちのひとつで、江戸時代の古民家を改装したお食事処です。地元の「天野米」と野菜をたっぷり使ったお味噌汁、地鶏などの食事セットやデザートなどが味わえます。

ちなみに、客殿とは、オーナーのお名前です。

【天野和み処 Cafe客殿】
住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野140
電話:0736-26-0372
※お食事セットは1300円

■3:慈尊院

丹生都比売神社が女神を祀るパワースポットとして知られるように、この慈尊院も子宝・安産・乳がん平癒など女性の信仰を集める古寺です。

空海により創建され、わが子を思い高野山へ参るも、女人禁制のためにかなわなかった母・玉依(たまより)御前との結縁寺であり、女人高野と呼ばれています。ちなみに九度山とは、空海が月に9度、山をおりて母に会い来たことから、名付けられた地名です。

境内には数多くの乳房型絵馬が奉納され、いたるところで母の愛を感じることができる寺院です。

【慈尊院】
住所:和歌山県伊都郡九度山町慈尊院832
電話:0736-54-2214

■4:根来寺

高野山の学僧であった覚鑁(かくばん)上人によって開創された新義真言宗の総本山。最盛期の室町時代には300~400もの僧坊が立つ巨大寺院でしたが、豊臣秀吉の紀州攻めで焼失し、江戸時代に復興されました。

国宝の日本最大の木造大塔が立ち、秋は紅葉に彩られます。

【根来寺】
住所:和歌山県岩出市根来2286
電話:0736-62-1144

以上、今回は真田幸村雌伏の地・九度山、そして高野山周辺の古い寺社をご紹介しましたが、いかがでしたか。

前回および今回ご紹介したスポット等を巡る「いざ出陣!戦国わかやまスタンプラリー」というイベントも開催中です。大河ドラマ『真田丸』ともども、まだまだ盛り上がるであろう和歌山の幸村ゆかりの地。秋旅の目的地にしてみてはいかがでしょうか?

取材・文/関屋淳子
桜と酒をこよなく愛する虎党。著書に『和歌・歌枕で巡る日本の景勝地』(ピエ・ブックス)、『ニッポンの産業遺産』(エイ出版)ほか。旅情報発信サイト「旅恋どっとこむ」(http://www.tabikoi.com)代表。

最終更新:10/1(土) 8:50

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