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シャルケを見守る内田篤人と憧れる南野拓実。ELでの「複雑な胸中」

webスポルティーバ 10/1(土) 17:35配信

 ヨーロッパリーグ(EL)グループI、シャルケ対ザルツブルクの一戦は、3-1でシャルケが完勝した。ブンデスリーガで5連敗中と苦しんでいるシャルケにとって貴重な白星と言いたいところだが、スタンドから観戦した内田篤人の意見は違った。

ミラン、本田圭佑の居場所は…

「大会が違うからね。別に関係ない。サポーターの見る目も優しくないからね、このクラブ(シャルケ)は。新しい選手は慣れないといけない」

 シャルケはドイツでバイエルン、ドルトムントに次ぐ人気クラブ。近年はチャンピオンズリーグに届かずEL出場に甘んじているが、本来はリーグ戦の順位もその2チームに次ぐのは当然、あるいは凌駕すべきだというのがそのスタンスだ。サポーターの目は肥えているし、要求も厳しいということを、内田の言葉は指している。ここでプレーするなら、そういったプレッシャーにも耐えていかなければならない。

 右膝の負傷でシーズンをまたいで長期離脱中ではあるが、在籍7シーズン目となるベテランの目はシビアだ。だが、自重気味なユーモアも忘れないのが内田らしい。

「状況は大変そうですね。まあ、他人事ですが」

 笑っていいのかどうか、取材エリアに微妙な空気が流れた。もちろん他人事というのは本心ではない。スタンドから観戦していた感想を、次のように語る。

「(ブンデス第2節の)バイエルン戦は負けたけど、久しぶりに立ち上がれなかった。上(スタンド)で見てて悔しくて。それくらいいい試合をしていた。(新加入選手を含め)いい選手が揃っているからもったいないな、と。ちょっと試合に慣れて勢いに乗れれば、みんなやれると思う。今日見ていても、(体力が)切れないからね、最後。ああいう粘れる選手がいると、試合は落ちない。

(元マインツのクリスティアン・ハイデルが今季からシャルケのスポーツディレクターに就任した件について)マインツから来たからかどうか知らないけど、マインツって、そんなにすげえ選手はいないけど、毎回てこずる。けっこう嫌だったの。マインツには頑張るサッカーのイメージがある。その色がちょっとずつ、(今季)獲った選手から出ている。最後まで切れずに走る、やれる選手を獲っているのかなって。使っている選手を見るとそういう感じがする」

 無関心を装いつつも、チームのことが気になって仕方がないといった様子だった。復帰まではまだ少々時間がかかりそうではあるが、ここまできたら焦らずに完全復帰を目指すしかない。

 一方、ザルツブルクの南野拓実はそんなシャルケに圧倒されていた。

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最終更新:10/3(月) 12:51

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