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被災地の子供たちにメダル授与式を見せよう! --- 上山 信一

アゴラ 10/1(土) 7:12配信

調査チームは、海の森問題については(1)他の候補地、(2)海の森での仮設化などの選択肢を出したところです。あくまでこれからさらに検討が必要です。

しかし、個人的には、あれは極めて不思議なプロジェクトだと思います。陸からはるかかなたの東京湾の真ん中のごみの埋め立て場の脇に500億弱もの金額が投じられようとしています。アクアティックスセンターや有明アリーナとは質が違う、通常の行政判断ではありえない力が働いていると感じます。

一方で、復興五輪の理念に照らせば、宮城は有力です。

復興五輪のはずが、今はサッカーの予選が宮城で、野球の予選が福島で行われる程度です。やはり、決勝とメダル授与式がなければ、現地でやったとはいえないと思います。だから個人的には(調査チームという立場を超えた全く個人的意見ですが)できることなら細かい条件はさておき、宮城の子供たちにメダル授与式をみせてあげたいなぁと思います。首都圏でないと観客動員数が減るというボート協会の懸念はわかります。

だけど、それならみんなで募金してバスをチャーターし、被災地の子供たちに試合見学にきてもらったらどうでしょうか。選手村がない?ならばこれから余ってくる復興住宅(プレハブ)を移築したらどうでしょう。もと住人と滝川クリステルさんがお茶や漬物、饅頭で「お・も・て・な・し」?そういうのが復興五輪ではないでしょうか?

以上、私的心情告白でした。おわり。以下は、河北新報です。

“<五輪会場変更>ボート宮城案「ベストな案」 | 河北新報オンラインニュース(http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160930_11012.html)”


編集部より:このブログは慶應義塾大学総合政策学部教授、上山信一氏のブログ、2016年9月30日の記事を転載させていただきました。転載を快諾いただいた上山氏に感謝いたします。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、上山氏のブログ「見えないものを見よう」(http://blogs.yahoo.co.jp/shinichi1957ueyama/)をご覧ください。

上山 信一

最終更新:10/1(土) 7:12

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