ここから本文です

WHITE ASH、“新鮮”な会場で『モンスト』楽曲パフォーマンス 『XFLAG PARK2016』レポート

リアルサウンド 10/1(土) 13:00配信

 WHITE ASHが、9月25日に幕張メッセで開催の『XFLAG PARK2016』に出演した。同イベントは、「モンスターストライク」や「ブラナイDASH」、「マーベル ツムツム」といったスマホゲームアプリを提供する『XFLAGスタジオ』が主催するもので、会場ではプレイヤーによるゲームバトルや、ゲーム音楽を再現したライブなどのプログラムが10時間に渡って行なわれた。

 午前10:30。WHITE ASHはステージに登場すると、間髪入れずに「Strike」を披露。会場中に爆音を響き渡らせ、バンドの存在感を見せつけた。「初めまして、WHITE ASHです」とのび太(Vo./Gt.)が挨拶をすると、のび太、山さん(Gt.)、彩(Ba.)の3人がステージの前方で演奏するイントロから、「Insight」へ。続けてプレイされた、ライブ初披露の「Mad T.Party (1865-2016)」は、剛(Dr.)の軽やかなドラムと転調部分が印象的な楽曲だ。さらに、<どこまでも俺は俺さ あの声のする方へ>と強い意志を描きながらも、WHITE ASHのダークな部分を凝縮した「Drop」が演奏された。

 ここまでに披露した「Insight」を除く楽曲はすべて、8月15日にリリースした『Quest』の収録曲。そして同作は、YouTubeアニメ『アニメ モンスターストライク』とのタイアップアルバムでもある。WHITE ASHが当サイトのインタビューで、「僕らの音楽性を尊重してくれた」と語ったように、今回のタイアップは彼らがこれまでのキャリアで積み上げてきた音のパワーが、そのまま生かされたものとなっている。(参考:『モンスト』楽曲はどのようにして生まれる? 同作サウンド担当×WHITE ASHが語る制作秘話 http://realsound.jp/2016/08/post-8816.html)また、同インタビュー内で、アニメのサウンドを手がけるXFLAG ARTS SOUND・中井博規氏が、WHITE ASHの魅力を「シンプルでストレートなサウンド」と表現しているように、『Quest』収録の5曲は、4人が奏でる楽器のストレートな音とのび太の少年のような声、そしてキャッチーなフレーズで構成されている。なかには、<つないでく点と線 描き出す戦場の連想ゲームへ>(「Monster」)といった『モンスト』の世界観を思わせる歌詞もあり、『Quest』はタイアップアルバムとしてアニメを盛り上げる役目を果たしながら、バンドとしての魅力を存分に発揮した作品でもある。

 そしてこの日、WHITE ASH初期の代表曲である「Casablanca」も披露された。のび太の高音が特徴的で、どこか切なさを感じる楽曲である。さらに、のび太と山さんが向かい合いながら演奏して会場を沸かせ、「Crowds」、「Blaze」を立て続けに披露した。「最後まで『XFLAG PARK2016』、楽しんで!」と観客を煽ると、『モンストグランプリ2016 チャンピオンシップ』のテーマソングにもなっている「Monster」でステージを締めた。

 MCでのび太は「初めましての人ばかりで、新鮮」と話し、その環境を楽しむようなパフォーマンスを見せていた。WHITE ASHの「らしさ」とは何なのか、『モンスト』とのタイアップを通して改めて向き合うことで、個々の強みを生かした楽曲作りや、ライブパフォーマンスにつながっていったことを感じたステージとなった。中井氏によるWHITE ASHの魅力への客観的な分析と第三者とともに曲作りやレコーディングに臨んだことが、バンドにとって良い契機となっていくことを今後も期待したい。

村上夏菜

最終更新:10/1(土) 13:00

リアルサウンド