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豊洲移転で「テリー伊藤」実家の玉子焼屋の運命は

デイリー新潮 10/1(土) 12:00配信

 一口に築地と言っても、それは場内市場と場外市場の二つから成っている。早朝からのセリが終わると閑散としてしまう場内に比べ、その後も買い物客や食事客で賑わう場外の店舗は、この移転延期問題でどういう煽りを受けているのか。とりわけ気になるのは、タレントのテリー伊藤の実家としてテレビでも頻繁に紹介され、お馴染みの玉子焼専門店「丸武」の運命だ。

 まずは市場関係者の解説。

「そもそも勘違いされている人が多いのですが、豊洲への移転が決まっていたのは、東京都が管理運営している場内だけです。場外には、玉子焼屋、海産物屋、寿司屋など400近い店舗がありますが、これらはそのまま築地に残る」

 当の「丸武」を切り盛りする、テリー伊藤の実兄、“アニー伊藤”こと孝夫氏はこう胸を張る。

「私たちは築地で80年も手焼きの玉子焼を販売してきた老舗です。江戸時代のジューシーな独特の風味を再現し、伝統の味として守ってきました。場外市場は今のまま未来永劫続きますから、お客様には、安心して足を運んでいただきたいと思います」

 テリー伊藤にもご登場願ったが、

「俺は場外の人間だから、場内のことは何も知らない。それこそ部外者だから、場内の移転についてはコメントは控えたい。場外は移転しないので、兄の言った通りです」

 と、いつになく控え目だ。

 ちなみに築地には、金銭面の問題などで豊洲に移転できない場内業者などが参加する「築地魚河岸」が11月にもオープン予定だ。これに加え、既存の場外市場があるのだから、規模は縮小するとはいえ、今や世界に名だたる築地文化は当地で生き続けることになる。

「特集 地下に溜まった怪しい強アルカリ水! ピラミッドより謎多き豊洲の巨大建造物! 意味不明が多すぎる『豊洲のパンドラ』20の疑問」より

「週刊新潮」2016年9月29日号 掲載

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最終更新:10/4(火) 11:39

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