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新・東京婚活事情:「もっと上がいると思った」最愛の恋人を捨てた弁護士の、ズルさの代償

東京カレンダー 10/1(土) 5:20配信

東京都内のハイスペックな男女たち。

大都会東京で生き抜く彼らの恋愛感、そして結婚観は、一体どのようなものなのだろうか?

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人生を左右すると言っても過言ではない、結婚という制度。特に都会では、そんな結婚に対するハードルが年々高くなっている。

一筋縄ではいかない、現代の婚活。他人から見れば羨ましい限りの人生を送る東京人の、結婚に対する価値観、その裏に潜む闇、リアルな実情を覗きたくはないだろうか?

エリート弁護士は、留学を機に、恋人と破局した

信太朗、32歳。大手事務所で、弁護士をしています。

来週から、しばらく海外に留学します。弁護士は、この留学を期に結婚をすることも多いのですが、僕は半年前、3年間付き合った彼女と別れました。



当時26歳だった彼女とは、たまたま参加した食事会で出会いました。彼女は就職を期に地方から上京した、アパレル勤務の子でした。

顔はなかなか可愛かったけど、彼女には地方出身者特有の、少し野暮ったい印象がありました。でも、東京育ちの僕には、その擦れていない素朴感が、ちょっと珍しくて惹かれた。

その頃は仕事が本当に忙しくて、女性に出会う機会もあまりなかった。僕は時間を見つけては彼女をデートに誘い、数週間後には、すんなりと付き合うことになりました。

そして、関係が始まって間もなく、僕は彼女に夢中になったんです。

顔は中の上。それでも彼女に惚れ込んだ理由

正直、彼女の可愛さは中の上くらい。

決して派手ではなく、どちらかと言うと地味な印象の彼女に、自分がそこまで夢中になるなんて、全く想定外だった。

彼女に惚れ込んでしまった一番の理由は、たぶん、物凄く料理上手だったことです。特に彼女の和食の腕前は、目を見張るほどだった。

週末に彼女が泊まりに来ると、日曜の朝には、温泉旅館で出されるような朝食がズラっと並ぶんです。出汁の効いた味噌汁、卵焼き、煮物、焼き魚、炊き立ての白米...。あれは感動モノでしたよ。季節の料理なんかにも詳しくて、いつも旬の食材を美味しく調理してくれるんです。

手際も良くて、リズム良く料理をする彼女は、本当に魅力的で、よく見惚れました。

「女は男の胃袋を掴め」なんてよく言うけど、あれは本当に、その通りだと思います。

それに彼女は、とても優しい性格でした。仕事に振り回されてデートをドタキャンしたり、連絡が疎かになっても、彼女の穏やかな笑顔は全く崩れることなく、いつも僕に優しいねぎらいの言葉をかけてくれた。

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最終更新:10/1(土) 5:20

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