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すぐ売れる快感 男性人気も急上昇「メルカリ」の魅力

NIKKEI STYLE 10/2(日) 7:00配信

 あまたある不用品売却サービスのなかで、フリマアプリの「メルカリ」が急伸している。フリマアプリとは、売り手が決めた価格で出品し、購入者が値下げ交渉などを経て商品を買うCtoC(個人間取引)サービスだ。

■若者だけの文化ではない 40代以上のユーザーが急増

 メルカリは、2013年7月にサービスを開始した。当初からスマホアプリが前提で、出品、購入、決済といったすべての過程がスマホで完結。15年1月に400万人弱だった利用者数は、16年6月には1100万人台(スマホとPCの延べ利用者数)と飛躍的に伸びた。

 主な利用者層は20~30代の女性だが、「ここ最近、40代以上の伸び率が非常に高い」(ニールセン シニア・アナリストの今田智仁氏)。40代以上は、男性の比率が約45%とやや高い。

 ここ半年でメルカリアプリを使う40代以上は、約190万人から約329万人へと73%増えた。40代以上が増えると、さらに出品バリエーションが増えて活性化する好循環が生まれる。

 CtoC市場といえば、ネットオークションの「ヤフオク!」が老舗だ。99年にサービスを開始し、16年6月の利用者数は2800万人超(ニールセン調べ)。両者はどこが違うのか。

■高く売れる可能性は二の次 「カンタン・早い」がクセになる

 使って実感するのは、出品までのハードルの低さ。「ITリテラシーが必要ない設計にしている」(メルカリ)。それが寄与して、1日に50万品以上も出品される。スマホで写真を撮り、説明を書いて値付けをし、出品ボタンをタップするまで慣れれば3分。タイムラインに大量の商品が流れるため、反応が得られやすいのは出品直後。すぐに「値下げできませんか」「どんなシルエットですか」とコメントが付く。相場より安く値を付けると、数分で売れることもある。この快感が病みつきになるのだ。

 「スマホ時代になり、待てる時間はどんどん短くなっている」と、Webマーケティングに詳しいトライバルメディアハウス社長の池田紀行氏は言う。「ヤフオク!では、設定した数日の間に入札者が競って価格が上がるが、それすら待つのが煩わしい人がいる。メルカリは、決めた価格ですぐに売りたいという人をつかんだ」(池田氏)

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最終更新:10/2(日) 7:00

NIKKEI STYLE

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