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遠藤航が阿部勇樹から学んだキャプテンシー 「そういう部分が大事だと改めて思いました」

Football ZONE web 10/2(日) 7:20配信

浦和への加入時に尊敬する選手として阿部の名前を挙げる

 リオデジャネイロ五輪で日本代表のキャプテンを務めた浦和レッズのDF遠藤航は、1日のガンバ大阪戦で史上最年少・史上6人目となるJ1通算500試合出場を飾った元日本代表MF阿部勇樹からキャプテンシーを学んだと明かした。

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 遠藤は、今季の浦和への移籍加入時に尊敬する選手として阿部の名前を挙げていた。守備的なポジションならどこでもこなすユーティリティー性を備え、“阿部の後継者”として期待を寄せられるなか、敬愛する存在が節目のゲームを迎えたことは遠藤にとっても大きな喜びになったと語る。

「昔から見ていた選手ですし、500試合は素晴らしいことですよね。まして、一緒にピッチに立って目の前で見て、勝利で飾れたのは僕も嬉しいですよ。ただ、阿部さんも言っていたように、これが終わりではないので、今日は節目として勝って良かったけど、目指すものはタイトル。阿部さんも、いい意味でこの500試合を気にしていなかったと思います」

 この試合で遠藤はリーグ4試合ぶりのスタメン出場を飾り、最終ラインを引き締めて4-0の勝利に貢献した。ボランチの阿部と最終ラインの遠藤が中央をガッチリと固めてG大阪の攻撃を封殺。阿部のメモリアルゲームに、無失点勝利という花を添えた。

「ベテランでも、とにかく手を抜かない」

 湘南ベルマーレの下部組織時代からチームキャプテンを務めることの多かった遠藤は、実際に阿部と共にプレーすることでチームを背中で引っ張る姿を学んだという。

「阿部さんのようにベテランと言われる選手でも、普段の練習、ピッチでの振る舞いを見れば、とにかく手を抜かない。それを見ていて、当たり前のことですけど、自分も手を抜けないと思う。キャプテンとして、そういう部分が大事なのだと改めて思いましたし、僕も五輪代表でそうやって引っ張っていきたいと阿部さんから学びました」

 阿部のキャプテン像は、一般的に想像されるような大きな声を出して先頭で引っ張るようなそれとは異なる。むしろ、後ろから全体を見渡して、チームが苦しい時ほど前に立ち、チームが良い時は脇に控えるというものだ。個性の強い選手が多い浦和にあって、常に真摯なプレーを見せ続ける阿部の背中が大きな求心力を発揮している。

 若い世代の中心に立ち、将来的には日本代表でも中核を担うことが期待される遠藤は、阿部の背中に学びながら成長を続けている。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro KUTSUWADA

最終更新:10/2(日) 9:58

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