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好成績にも不満を見せる松山英樹を、米メディアはどう見ているか

webスポルティーバ 10/2(日) 18:50配信

WEEKLY TOUR REPORT

■米ツアー・トピックス

 2015-2016シーズン最終戦のツアー選手権(9月22日~25日/ジョージア州)を5位でフィニッシュした松山英樹(24歳)。PGAツアー本格参戦3年目となる今季、ツアー1勝、フェデックスカップ・ランキング13位、そして賞金ランキング9位(獲得賞金は約4億1900万円)と、自己最高の成績をマークしてシーズンを終えた。

今季、キャリアハイの成績を収めた松山英樹

「(1試合)勝てたのはよかったと思うけれど、いい1年だったという思いはないですね。もう少し自分が思ったプレーができるようにしたい。自分の納得できるプレーができて、結果がシードぎりぎりでも、それは仕方がないと思えるからです」

 キャリアハイの結果を踏まえれば、なんとも不思議な”総括”だった。しかし、今シーズンを悔しそうに振り返る松山の顔をじっと見ていたが、どうやらそれが、今の松山の本音のようだ。

 世界の強豪30人が集まった大会で5位。そんなことより、「自分が納得できるプレーがしたい」――それが最優先なのである。

 松山の言う納得できるプレーというのは、「自分が納得できるショット、パットを打つ」ということだ。ただ、今季はそれがほとんどできなかった。ゆえに、最後まで不満な表情を見せていた。

「今季はずっとショットが悪かった。自分が納得できるショットが打てたのは1回だけで、それは(4位に終わった)全米プロ選手権。その前は、いつかわからない。優勝した(2月のウェイスト・マネジメント・)フェニックスオープンも、パットがよかったから。今週は、ショットが最後までどうにもならなかった。こんなショットじゃあ、(次戦の日本オープンも)憂鬱ですね。林から(打つことになる)ばかりですよ」

 とはいえ、今年1年の松山の成績を振り返ると、実はショットの精度の高さが際立っていた。ティーショットのスコアへの貢献度を表すストロークゲインは.527でツアー17位。ティーからグリーンまでのショット全体では1.315と、これはツアー6位という高さである。

 逆にパットの貢献度は、マイナス.025で103位。この数字を見れば、明らかにショットはいいけれども、パットが入らないという図式だ。しかしながら、松山本人の感触はまったく違って、とても不思議な回答だった。

「そんな感じはしないんですよね。パットが足を引っ張っているというのは、シーズン途中くらいだけ。スタッツ(成績)で見るほど、そんなに悪いのかなぁと思う。自分はショットのほうが足を引っ張っている感じがするんだけど……」

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最終更新:10/3(月) 16:07

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