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ベンチ要員のミラン本田に新境地! モンテッラ監督「左ウイングで練習中」

Football ZONE web 10/2(日) 10:00配信

「日本のファンはいつ、どの位置で見れる?」の質問に指揮官対応

 ACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、今季開幕6試合で19分間の出番に終わっている日本代表FW本田圭佑について「左サイドで起用できるか見極めたい」と起用法の変更を示唆している。

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 開幕6試合連続で先発落ちという異常事態に陥っているミランの背番号10・本田について、記者会見で若き戦術家はこんな質問をされた。

「日本のファンは本田のプレーを見たがっているが、いつ、どこのポジションで彼のプレーを見ることができるのか?」

 本田の今季出場時間は、チームが消化した6試合・540分間中でわずか19分間。イタリアメディアからパンキナーロ(ベンチ要員)という有り難くない異名を付けられた通りの苦境だが、「そのポジションは今、スソとの競争で、スソがプレーするのが正しい選択だと考えている」とバッサリ切り捨てた。

 右ウイングではU-21スペイン代表MFスソの控えという立ち位置を改めて強調した一方で、「本田は4-3-3のウイングも4-4-2のサイドMFもできるから、少しづつ左サイドで同じ成果を上げたいと思っている。練習しているところだ」と語った。

 左利きの本田はこれまで右サイドで出番を得ており、中央に切れ込むプレーが期待されていた。だが、練習では左サイドでのプレーをテストされるようになったという。もっとも、指揮官はインサイドハーフやトップ下、ボランチなど中央での適正はないと見ているようだ。

サッスオーロ戦では7試合連続ベンチ確定的

 現時点で、本田が出場できるチャンスが高いのは左ウイングのようだ。元U-21フランス代表FWエムベイェ・ニアングがレギュラーとしてプレーしているが、元ブラジル代表FWルイス・アドリアーノを起用する可能性を指揮官は示唆している。

「ニアングは前の試合であまり良いプレーをしなかった。だからアドリアーノをテストしてみようというのは自然なことだ。そうやってトレーニングは、選手たちに対してオープンであるべきだからだ。ただし、ニアングもまだ若い選手で成長しているところだ。そうした選手がいつもポジティブなプレーばかりできるわけではないというのは、自然なことだと考えている」

 モンテッラ監督はこれまで左ウイングに起用してきたニアングの前節におけるパフォーマンスから、ベンチスタートの可能性も示唆している。そのため、トレーニングでは左サイドでアドリアーノをテストし、サッスオーロ戦でも先発起用を考えていると明言した。現時点で本田の序列は、右ウイングの2番手であり、左ウイングではニアング、アドリアーノの3番手と見られる。

 サッスオーロ戦で本田が今季初先発となる可能性は低い。とはいえ、これまでスソの故障や誰かの出場停止を待つ現状だっただけに、左ウイングで出場のチャンスが生まれ始めたのは大きな前進と言える。本田は左サイドでモンテッラ監督を納得させるパフォーマンスを見せ、チーム内での地位を築いていくことができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/2(日) 10:00

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