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たった“15分”で終わったドルトの実験。香川投入も時既に遅し、再び新たなスタートへ

フットボールチャンネル 10/2(日) 12:57配信

ブンデスリーガ第6節の試合が行われドルトムントはレバークーゼンと対戦。トーマス・トゥヘル監督は“新システム”の実験を敢行したが、わずか15分の挑戦で頓挫した。日本代表MF香川真司は途中出場を果たすも時既に遅し。2-0の完敗でチームと香川は新たなスタートを切ることになっている。(取材・文:本田千尋【ドルトムント】)

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“新システム”を試したトゥヘル監督だったが…

 “勢い”が削がれた。

 2016年10月1日のブンデスリーガ第6節、ボルシア・ドルトムントはアウェイでレバークーゼンと戦った。レバークーゼン戦をドルトムントは[4-1-4-1]でスタートする。香川真司はベンチスタートだった。

GK:ビュルキ
DF:ピシュチェク、ソクラティス、ギンター、ゲレイロ、
MF:バイグル
MF:プリシッチ、ローデ、カストロ、デンベレ
FW:オーバメヤン

 ドルトムントは攻撃時、つまりボールを持っている時には中盤がボックス型の[3-4-3]にスライドする。左SBのゲレイロがポジションを上げて、バイグルと2ボランチを組む。9月17日の第3節ダルムシュタット戦で71分から試された“新システム”だ。27日のチャンピオンズリーグ(CL)で、レアル・マドリー相手に2-2のドローに持ち込んだことで、監督トゥヘルにも余裕が生まれたのだろうか。試行錯誤の新布陣にトライした。

15分で実験終了も状況変わらず

 しかし[4-4-2]でブロックを作るレバークーゼンからすれば、トゥヘルの“新システム”は対応しやすいものだったと言えるだろう。カンプルとアラグイスの2ボランチ、チチャリートとメメディの2トップが、そのままドルトムントの中盤のボックスに対応する。よってビルドアップが上手く行かず、ドルトムントはシュートまで持っていくことができない。

 ドルトムントは苦戦しているうちにセットプレーから先制を許してしまう。10分、チャルハノールのCKからメメディにヘッドで叩き込まれ、0-1とビハインドを負った。

 するとトゥヘルは15分過ぎに布陣を[4-1-4-1]に戻す。試合後に同指揮官が「我々にはフィジカル面とメンタル面で疲労があった」と振り返ったように、CLの疲れもあったかもしれない。しかし、コンディションの問題以上にレバークーゼンとは戦術的相性が悪かった。“新システム”の実験は、わずか15分で終わる。

 布陣は変わった。にも関わらず、状況は改善されなかった。ローデとカストロには、引き続きカンプルとアラグイスが対応する。ブロックの中にドルトムントはボールを入れることができない。両インサイドハーフが抑えられ、抜本的には何も変わらなかった。

 20分にはピシュチェクのパスを受けたオーバメヤンが、GKレノとの1対1を迎え、51分にはローデのパスにオーバメヤンが抜け出して、何度かシュートまで持っていく場面も見られたが、単発な攻撃に終始する。ドルトムントはボールを奪うことはできたが、奪ってからの連動や連携に欠けた。

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最終更新:10/2(日) 13:08

フットボールチャンネル

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