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就任67日で失脚のイングランド代表指揮官 “勝率100%の男”が選手に宛てた皮肉なメッセージとは

Football ZONE web 10/2(日) 23:10配信

アラダイス体制唯一の試合となったスロバキア戦後、選手にポストカードを郵送

 今年7月にイングランド代表監督に就任したサム・アラダイス氏は先日、FIFAなどが禁止している「第三者による選手の保有」規定を回避する指南役として、40万ポンド(約5400万円)の契約を結んだことが、英紙「テレグラフ」のおとり取材で発覚。悪徳ぶりが明らかになり、イングランドサッカー協会(FA)が代表監督にふさわしくないとして、就任わずか67日で契約解除となった。

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 今夏の欧州選手権後に、ロイ・ホジソン元監督の後を継いだアラダイス氏は、9月4日に行われたロシア・ワールドカップ欧州予選でスロバキアを1-0で下して初陣を勝利で飾ったが、これがアラダイス体制の最初の最後の一戦となった。スキャンダル発覚であっという間に代表監督の座を追われることになったアラダイス氏は、この試合に参加した選手に向けて、メッセージを記したポストカードを送っていたことが明らかとなった。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 ポストカードに記された内容は、以下の通りだったという。

「よくやった! 我々の旅は、我々の最初の勝利とともに始まった。またすぐ君に会えることを楽しみにしている」

ポストカードが選手のもとに届いたのは…

 アラダイス監督は勝利を手にした選手一人ひとりに、激励の言葉を送っていた。しかし、始まったばかりのその旅は、新監督誕生から67日、初勝利からはわずか23日で突如として終わりを告げた。そして、このカードが選手のもとに届いたのは、アラダイス氏の退任が発表された後だったという。

 “ビッグ・サム”の愛称を持つ指揮官は、61歳にして念願の代表監督のポストを手にした。しかし、おとり取材で悪徳ぶりを暴かれるという失態で、イングランド代表の歴史に泥を塗る結果となった。わずか2カ月間、ピッチの外では失敗続きのなか、彼が残した“勝率100%”という記録だけがぽつんと取り残されている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/2(日) 23:10

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